空港にて
13件の記録
___.♡@yuyurara2026年7月6日読み終わったかつて読んだただの空想癖だと思っていた。 不意に記憶が溶けて、現実世界から離れた場所へひとりふらつくことが。 この不思議な感覚、現象が『披露宴会場にて』で描かれ、同じ感覚を知っている人がいたことに嬉しくなっていた。 現実と追憶との境目の繋ぎ合わせがまるで同じで、驚きと同時に、会ったことも人と不意に繋がれた喜びでジタバタしていた。 いつ読んだのか物語の内容すらその記憶は朧げだけれども、読んだときのあの嬉しさは今でもくっきりと覚えている。 ティーンの頃の衝撃、景色が変わった瞬間って冷凍保存されてません? 夏が来ると、あのころ読書で体験した新鮮な気持ちにまた出会いたくて、どこかで期待しながら本を広げている。

サカキ@sakaki08252026年6月5日読み終わったまた読みたい読了。 タイトルとなっている"空港にて"と、"カラオケルームにて"が頭に残っている。 「確かにあのときわたしは何か言った。だがその声はわたしの中で遮断されていて、外に拡がっていかなかった。」 最近特にこの感覚を覚えることが多いので、なぜかとても腑に落ちた。 全体的に東京が舞台の作品が多かった。自分がこのくらいの時代の東京や、その空気感を感じる作品が好きなことに今更ながら気づく。 大学生の頃、大学のある北海道から羽田を経由して地元に帰る度に、空港という非日常的な空間にわくわくしていたことを思い出した。

イナガキカズトシ@romantist7212025年8月17日読み終わっためちゃくちゃ面白かった。村上龍全然読んだことなかったんだけど他も読みたくなった。一番最初の「コンビニにて」を読んだ時の衝撃。コンビニ内で起こる一瞬一瞬の出来事を、俯瞰的に綴りながら登場人物の語りと絡ませて進行していく。しかし時間が全然進んでいない!水滴で雑誌が濡れるとか、籠を肘に滑らせる様だとか、見落とすしかない些細な出来事を出来事として綴っている。同時並行でその場を共有する人物の超ミクロな出来事を、一瞬一瞬を積み上げていく。かっこいい。かっこいいよ龍さん!


盛り@fzke03152025年5月27日読み終わった短編集でサクッと読めるし前に読んだ同著者の「トパーズ」より読みやすかった。 好きなのは表題作と「駅前にて」「クリスマス」。「カラオケルームにて」は誰が誰だかわからなくなってしまった……。「公園にて」はものすごく息が詰まる、登場人物たちの対比もあってちょっと嫌な気持ちになった。







