8つの完璧な殺人
17件の記録
イマイメロ@imymelo2026年5月30日8つの完璧な殺人読んだ! “他人の頭のなか、あるいは心のなかで何が起きているのか誰にもわからない” マルコムのもとに訪れた捜査官は無関係に思えるいくつかの殺人事件が 小説に見立てた殺人 それもマルコムが書いたブログの〈完璧なる殺人8選〉のリストに基づかれたものではないかと話を持ちかけられ そのリストが載せられたブログ記事に付けられたシェパード医師が残したコメントが ある人物が犯人だと確信を持たせる その記憶は決して他人には触れさせられないものであり 捜査官もまた何かを隠している 犯人は本にその犯罪を捧げている奇妙な執着が現実と虚構の垣根を崩していくこのシェパード医師というのはポワロのアクロイド殺しの語り手兼助手のキャラクターなのですが 8つの事件と特にアクロイド殺しのネタバレを食らうので 読む予定があるなら後に読んだほうがいいかも知れないです この殺人方法の見立てがトリックの肝の部分を抑えて再現するというのがキーで 全編にわたって犯罪小説の固有名詞が沢山でてきたり 犯人の犯罪小説あるいは犯罪への執着とそしてマルコムへの執着が感じられて異様な雰囲気を持っているのがいいですよね マルコム自身は特に優れた探偵ではないのですが 読書とそして自身へ向けられた感情が彼を 事件に近づけていくのが面白いです 読書はタイムマシンだとマルコムが語っていて あの時どんな場所でどんな気持ちでこの小説を読んだかがふっと蘇る 昔書いた作者からの言葉でもあって 多くの過去からの因縁が積み重なって自分から見えるもの 他人にしかわからないことがこうして事件として表れてくる 犯罪小説への愛に溢れた作品でした
空色栞@reads_2025032025年9月28日読み始めた本書では下記の作品の内容や犯人について触れています。未読の方はご注意ください。 『赤い館の秘密』A・A・ミルン 『殺意』フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー) 『ABC殺人事件』アガサ・クリスティ 『殺人保険』ジェイムズ・M・ケイン 『見知らぬ乗客』(小説、および一九五一年の映画)パトリシア・ハイスミス The Drowner(邦訳なし)ジョン・D・マクドナルド 『死の罠』(戯曲、邦訳なし。および一九八二年の映画「デストラップ 死の罠」)アイラ・レヴィン 『シークレット・ヒストリー』(別邦題『黙約』)ドナ・タート 『アクロイド殺害事件』(別邦題『アクロイド殺し』)アガサ・クリスティ
















