誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

16件の記録
万裕@ten_thousand2026年8月22日買ったここ2週間くらい読書するモチベーションなくて、カバンに本入れていても読まない日ばかりだったが、ついに読みたいとはっきり思うものを見つけたので買った!! 読むぜ 最近、自己治療仮説に関心ある

- まつげ@matsuge_t2026年8月16日読み終わったとても読み応えがあり面白かった。 現在WEB月刊みすずで連載している続編のほうもはやく書籍化しないかな、と楽しみ! 精神科医としての著者の仕事に絡むため痛々しく暗い話も多いが「アルファロメオ狂想曲」みたいな人間くさいエピソードでふっと息抜きさせてくるので、文章書くのうまい先生だ〜となる。 以下、個人的日記 依存症の背景には、社会による厳罰化だけではどうにもならない、患者個々人の生きづらさや苦しみがある、という著者の主張がとても切実。 患者の幼少期の生育環境にその要因がある(と思われる)みたいなエピソードもちょいちょい登場するのだが、本書と並行して幼児保護者向けモンテッソーリ教育の本を読んでいたため、両者の世界観のギャップにクラクラした。 子ども、健やかに幸せに育てたいね
こた@ofutonkaradetakunai2026年6月13日読み終わった松本俊彦さんが「まるで隠居老人のように昔話ばかり書き連ね」た本です(本書217頁)。 幼馴染や担当患者の死、処方薬依存に陥らせてしまった苦い経験などが綴られつつ、松本さんが精神科医として形成されてきた過程の一端を知ることができます。 患者に抱いた陰性感情が率直に告白されている点も、日々、支援的態度でいようとしながらも、苛立ってしまうことがある私にとっては、仲間を見つけたような安堵感がありました。 多種多様な苦しみから生まれる痛みをごまかして、生き延びるために、人は何かに依存するのだとつくづく思います。 深みにはまる程度に差はあれども、アディクションは人と切っても切れない関係にあるものですね。 海堂尊さんとも似たこってりごてごてした文体が苦手な方にとっては、少し読みづらい部分もあるかもしれません。 それでも、松本さんの魅力が溢れている一冊に仕上がっていて、読んで損はないです。











