氷上旅日記
6件の記録
白玉庵@shfttg2026年5月3日読み終わった1993年版を読了。これが復刊するのってすごい。 ヘルツォークの旅自体は1974年。パリにいる恩師が重病だときいて、ミュンヘンからパリまでを徒歩でむかう。自分が歩いていれば彼女は助かるという、やみくもな信仰のもと。 11月から12月の、冬のヨーロッパ。陰鬱で、幻覚なのか本当に起きているのかわからない、固有名詞の説明もない、私的な手記。中世の旅人のような荒々しさと、映画を想起させる風景に導かれて、あっという間に読み終わってしまった。 なるほどなるほど、ソルニットの『ウォークス』、ゼーバルト『土星の環』、チャトウィン『パタゴニア』という好きな本と繋がる。あとデューラーの旅日記。















