基礎ゼミ ジェンダースタディーズ

17件の記録
- nao@naosak2025年8月18日読み終わった実データをもとに、ジェンダーに関する基礎知識や日常に潜むジェンダーの格差・交差性を学べる入門書です。 「ジェンダーギャップは本当に存在するのか?」と疑問に思っている人や、フェミニズムに批判的な人、論理的思考やデータ分析を好む理系の方に特におすすめしたい一冊だと感じました。 さっそく「ジェンダーの話はよく分からん」と言っていた友人男性に貸しました。どんな反応が返ってくるのか楽しみです。
- ろじ@reads_rjur2025年5月21日読み終わった読み終わった! 本文中で引用されていた本をいくつか読んだことがあり、今まで読んできたものが糧になっているなと感じ た。 7章で、客観的データのはずの統計も、どのような統計を取るかという取捨選択の中でジェンダーバイアスがかかっている、と言っていてなるほどと思った。それが14章で書かれている特権、つまり「普段気付かなくて"良い"もの」に繋がるのかも。普段気付かない事象のデータを取ろうという発想は出てこないので。 インターセクショナリティの視点はSNSでは議論しにくいから見落としがちだけど、こうやって一つひとつ丁寧に見ていきたい。多様性というのは「さまざまな人たちはすでに(未来にも)存在している」という意味だから、安易な同化は避けるべきだ。でも「そりゃ皆違うでしょうよ」というまとめ方もある意味同化になるから、じゃあ何が原因で困難なのか?を突き詰める必要は絶対にある。そこを怠っていいわけじゃない、マイノリティ特有の悩みはあるわけだから、と『亜人ちゃんは語りたい』の中でも言ってましたね。
- ろじ@reads_rjur2025年5月10日読み始めた5/10に行われた「現代フェミニズム研究会」にて紹介されていた本。会場で販売されていたので買いました。 インターセクショナリティを重視した著書とのこと。