イランの地下世界
37件の記録
いぬい@inuiru2026年6月3日読み終わったそういやイランってよく知らんなと思って読んだ。 「学校で礼拝すると先生がカードにスタンプを押してくれてたまると景品がもらえる」みたいなこと書かれててラジオ体操感覚?!てなった。筆者は長年イランで暮らしているそうで、イラン人たちのいいところもわるいところも味わっているようだ。いわくイラン人は陽気で親切で、コミュニケーションに長けており、人生を謳歌し、かつ嫉妬深く、見栄っ張りで、自己肯定感は低いが自信過剰(どういうこと?)、他人を平気で引きずり落とし、平気で法を破る。どういうことなんだ。面白すぎる。 " 今、海外で出身国を聞かれて「日本人だ」と答えることにいちいち気後れしたり、劣等感を覚えたりする人はほとんどいないだろう。それは何でもないようなことだが、実はものすごく幸せなことである。 イラン人はというと、残念ながらそうではない。「自分はイラン人だ」と答える前に、いろいろなことを考えてしまう。「テロリストと疑われないかな?」「マフィアに見られないかな?」「何となく怖がられないかな?」「貧乏人と馬鹿にされないかな?」、そして「そもそもイランという国を知っているかな?」等々。" これ微妙に「分かる」と思った。イランという国の置かれた状況とは比べるべくもないが私も地元にかんしておなじことを感じている。何しろ上京したとき大半のひとは「それってどこ?」と言った。知ってはいても「で、何があるの?」とくるのがふつうだった。 (就職したとき上司に「何があるの?」と訊かれて「特に何もないですけど……お酒とかお米とかはおいしいですよ、まあ温泉とか……」と答えたら「そんなの日本のどこにでもあるじゃん」と笑われた。それはそうだが一生ゆるさないと思った) 中学生のとき地理の先生が、「この先みんなはいろいろなひとと出会うと思う。すると必ず出身地の話になる。そのとき『あなたの出身地を知らない』と言ったら相手にかなしい思いをさせる。だからいろいろな土地のことを知るのはだいじ」と話していて、その先生の顔も名前もわすれたが、その言葉だけは何度も思い出した。 このド田舎でイラン人に会うことはあまりなさそうだが、先生のその言葉を思い出し「もっといろいろなことが知りたい!」と初心にかえった。 しかしながらイラン人と友だちになれる気はしない。イランでは「喋りつづけること」がマナーらしいので。


廣 亜津美@hiroatme2026年5月29日読み終わったとてつもなく面白い本です、イランの市井の人々を知る本としては最高だと思いました。今のイランの現状を知る上では、貴重でもあります。最近、イラン人監督でパルムドールを取った「シンプル・アクシデント 偶然」を観ましたが、イランについて色々知りたいと思います。







- 3番目の葉っぱ@mits0032026年3月2日読み終わった2025年末の経済不安に端を発する反政府デモからアメリカ、イスラエルによるイラン空爆と急速に展開するイラン情勢の背景を少しでも理解したく読み始めた。読み終わる頃にはハメネイ師暗殺のニュースまで飛び込んできた。ありのままの市井の人々の生活を垣間見ることができるこの本は一読の価値あり。
Sanae@sanaemizushima2026年2月25日読み終わったイランには10年以上前に行って、とてもいい思い出がたくさんある国のひとつ。そして尊敬している在米の友人にイラン出身の夫婦がいる。そして、イラン映画はほぼ外れなく素晴らしい。 世の中のイメージは総じて悪いが、わたしはイランが好きだ。 そして今のイランの状況。もっと知りたいと思い手に取った。 これがなんとも興味深く、話を聴いている感覚で読むことができ、たびたびクスリと、時々声に出して笑ってしまいながら読み終えた。 イラン人は自分の国のことをかなり客観視できているという点では、私たちも見習いたいところではある。旧体制への漠然としたイメージだけで王政復古の運動を革命の時代を知らない若者が増えており、表層だけで捉えて大きな動きになる、というようなことは世界共通だと思った。 著者のイランの人々を愛する気持ちが強すぎて、真実を伝えたために政府から入国拒否を喰らわないよう偽名で著したもの。イラン人との交流を通じてニュースには乗ってこない(とはいえイラン関連のニュースはもともととても少ないが)こともたくさん窺い知ることができた。 何かに偏ることなく、イラン人とフェアに話して冷静に見つめ書かれた本であると思う。面白かった!









にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月5日読み終わった@ 自宅去年、書店員が選ぶノンフィクション2024フェアで買っておいたもの。 何かが起こると、「国家」とか「国民」とか大きな主語で早く理解しようとしてしまうので、こういう「人」を感じられるような、生活の話を知りたくなる。


























