

呉林抱月
@kurebayashi1019
くればやし・ほうげつ。紙の本/Kindle/オーディブル。
- 2026年2月14日
酔いどれ卵とワイン平松洋子読み終わった@ 自宅本書の魅力は、他者・事物に対する筆者の細やかな目線である。例えば、見知らぬ「ヘルプマーク」なるものに出会ったとき。真夏の公園でクリームパンを食べているとき。なじみの農園に文旦を注文するとき。素直に自分の声で他人に自分の気持ちを伝えてみる。食/暮らしまわりのエッセイストと称されることが多いが、本書を読む限り、どんなトピックにおいても貫かれていたのは、人の思いや事情を知りたい、という筆者の真面目な態度である。それは変化が早く価値観の多様化する社会の中で、自分がどのように立ち振る舞ったらよいのかを丁寧に思考する姿だ。 二月の文旦の項にあった、文旦の皮のジャムを作ってみたい。 - 2026年2月13日
- 2026年2月13日
旅行者の朝食米原万里audible読み終わったオーディブル版チャプター3のハルヴァというお菓子のことを述べている部分がおもしろい。幼少期プラハで友人イーラにもらって一口食べたハルヴァが忘れられず、米原さんは時間・空間を超えてそれを追求した。問いを立てること、それを解決するプロセスでは、一見関係なさそうなところから思わぬヒントをもらっている。地域の歴史や文化に関する幅広い背景知識、友人たちの助言など。米原さんがこの追求プロセスを楽しみつつ行動できる「知性の人」であったことは、彼女自身と私たち読者にとって何よりの幸運であった。 - 2026年2月12日
- 2026年2月10日
学生を戦地へ送るには佐藤優気になる - 2026年2月10日
ねにもつタイプ岸本佐知子気になる - 2026年2月10日
なんらかの事情岸本佐知子気になる - 2026年2月10日
ひみつのしつもん岸本佐知子気になる - 2026年2月10日
今を生きるための現代詩渡邊十絲子気になる - 2026年2月10日
密航のち洗濯宋恵媛,望月優大,田川基成気になる - 2026年2月10日
トランスインペリアル・ヒストリー山田智輝,水谷智,馬路智仁気になる - 2026年2月10日
- 2026年2月10日
時をかけるゆとり朝井リョウaudible読み終わったゆとり、とタイトルにあることから、世代の特性のようなものを考えてみたが、彼は今どきの人、の原型かもしれない。例えば、家族との関係。既に、権威主義的・家父長制的な人間関係というのからは脱している。朝井さんが書く彼と家族の関係は、さながら「チーム朝井」である。服従や反抗に象徴される厳しい上下関係は見えない。また、恋愛への興味も、この文面からは希薄にしか感じられない。(アイドルのような崇拝対象ではなく)作家として生きていくのにあこがれたのが、金原ひとみと綿矢りさという、当時の若手女性作家であったという感覚もみずみずしい。恋愛のほかの愉しみのことがたくさん書いてあり、娯楽の多様化によって、そして多様な価値観が認められることによって、恋愛ブーム・恋愛至上主義が崩れ始める時代に生きてきた人かもしれない。 それからもう一つ。彼は所謂就職氷河期よりも少し下の世代だ。別の本で読んだが、就職氷河期はある一定の時期ではあるが、その影響は、氷河期を脱したと見做された後も長く続いたという。ゆるいエッセイだが、朝井さんのような、氷河期世代に該当しない大卒者の就職も、当時相当厳しいと言われていたこと、朝井さんの通っていた名門私立大学内ですら、そのことを背景に暗い緊張した雰囲気が漂っていたことが、淡々と書きこまれている。エッセイの、時代の証言集としての機能も見出した。 ほかのエッセイも、話題の小説も読んでみたくなった。 - 2026年2月8日
自他の境界線を育てる鴻巣麻里香気になる - 2026年2月6日
- 2026年2月6日
女性と図書館ージェンダー視点から見る過去・現在・未来赤瀬美穂,青木玲子気になる - 2026年2月6日
過疎ビジネス横山勲気になる - 2026年2月5日
社内政治の科学木村琢磨気になる - 2026年2月5日
audible読み終わった@ 自宅この本は、日本の厳しいお笑いの世界にいた光浦さんが、カナダに渡り、別の厳しさの中で自尊心を取り戻す場面をたくさん見せてくれる。少しのことでカジュアルに褒めてくれる周囲の人にほだされ、自分で自分の美点を認めることを許可できたと気づく。そして、自信のなかった日本の時の自分を、今なら、褒めちぎってやれる!と。 香港ガールズの、元気でお金にシビアでがっちり団結している様子も面白い。海外で元気な人達に会うと、とても励まされる。私は海外に住んでいたことがあるのだが、ヤスコさんの描写に触れ、海外で元気な人を見たときの、背中に羽が生えてしまいそうな感覚を思いだした。 海外に住んでいると、予定調和の外に置かれることが基本となる。そのためか、小さな凹みや違和感など、すぐに忘れてしまう。自分の人生が確実に前に進んでいたはずなのだが、私の場合は、大小さまざまな打撃を受けすぎて、自己肯定感や成長している心地よさなど感じたことなかった‥いやいや、記録せず忘れてしまっただけで、ポジティブな日もいっぱいあったのかもしれない。 とにかく、ヤスコさんありがとう。私も励まされました。 - 2026年2月4日
暁星湊かなえ気になる
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