蹴りたい背中

蹴りたい背中
蹴りたい背中
綿矢りさ
河出書房新社
2010年8月3日
104件の記録
  • 楡
    @etemotust
    2026年3月18日
    再読したらほぼ覚えてなかったし、本当に解釈に迷う小説だなと思った。 「さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸を結めつけるから、せめて周りには聞こえないように、私はプリントを指で千切る。」 鳴る寂しさは感傷的なロマンチックなさびしさではなく、切実に締め上げるようなさびしさだろうなと思う。 主人公のハツは控えめに言ってもかなり本人に問題が多そうなのに対して、周囲の人間は唯一の友人である絹代の対応しかりそのグループメンバーの対応しかり部活の先輩の発言しかり、かなり冷静で地に足がついている。(それはそれで、高校生ってこんなに聡いっけ?と首を傾げたくなる気もする)この対比が目を覆いたくなるような居た堪れない気持ちに追い込んでくるのだが、ハラハラしながら読んでたどり着くラストが気怠い朝方なのがとてもいい。 ハツのにな川への「蹴りたい」は嗜虐と恋慕がないまぜになった、絹代が連想しているようなシンプルな恋愛感情ではない執着なんだと私は思うし、ハツはにな川と健全なコミュニケーションをとれないまま高校生活を終えるのではと思うけど、卒業してからも度々思い出すような、熟れない硬くて苦い果実のような時期にしか結べない絆を持つんじゃないかなと思う。
  • ルーンパイ
    @Runepie
    2026年3月16日
  • ルーンパイ
    @Runepie
    2026年3月16日
  • さき
    @sakisaki0921
    2026年3月13日
  • さき
    @sakisaki0921
    2026年3月12日
  • とり
    @bird0819
    2026年3月12日
  • さくら
    さくら
    @saku_kamo_ne
    2026年3月11日
    気になる。
  • 金平糖
    金平糖
    @chocola124
    2026年3月1日
  • mowryo
    mowryo
    @Ryo_T
    2026年2月23日
  • べーさん
    @takuabe2030
    2026年2月20日
  • さみ
    さみ
    @sammymmy_maru1994
    2026年2月20日
    この小説は、 15年以上前、中学生の私が生きるためにしがみついていた本。 居場所のない学校の中で 物理的にしがみついていたので、 爪が食い込んで穴が空いているページが多数ある。 ぐさり、と刺さって、 人生の指針となった一文がある。 一字一句まで覚えていないのだけど。(作者に失礼ながら) 「人にしてほしいことばっかりなんだ。やってあげたいことなんか、なに一つ思い浮かばないくせに。」 人に不満があるたびに、 これは戒めのように頭に浮かんできます。
  • ゆき
    ゆき
    @yuki1024
    2026年2月16日
    思春期の辛さと孤独が、二重に痛かった。 思春期の「自分ってなんだろう?」期に、孤独でみじめだと、その現実を受け入れられない。だから自分は特別という物語に縋ってしまう。 恐くて閉じて孤独になって、恥をかくのが恐ろしくて閉じるのに、閉じると余計に恥をかく。 特別には夢中になれる幻想が必要だと思う。私だけの世界、俗世のあなたたちにはわからない世界。 そこに縋れれば、みじめな現実を忘れられる。 主人公も、みじめは辛いから、特別に縋ろうとしてるけど、自分だけの世界が弱くて、現実が強く迫ってる。 にな川は、推しに夢を見て、幻想を抱いて、その世界に閉じこもってる。現実はみじめでも、幻想が強い。 似たもの同士なのに、特別という物語に浸る力の強いにな川に、主人公は苛立って、余計に孤独を感じて、同じところまで降りてきて、現実の同じ苦痛と惨めさを味わって欲しかったのかな、と私は感じた。 孤独は寂しい、誰かと孤独を分かち合いたい。 分かち合えれば、ふたりで特別な世界だって作れるのにね。
  • 4646
    @keita-45
    2026年2月1日
  • おたより
    おたより
    @otayori
    2026年1月25日
  • るる
    るる
    @ruru0507
    2026年1月11日
  • gabo
    gabo
    @pinkygabo478
    2026年1月8日
  • n
    n
    @n__0527
    2026年1月4日
  • おかりな
    おかりな
    @maron_mi_ran
    2025年12月30日
  • えびわさび
    えびわさび
    @ebiwasabi
    2025年12月28日
    実家の本棚で発見 再読したい
  • かずたろう
    かずたろう
    @Kazu_1231
    2025年12月26日
  • 管太
    @r_f_1
    2025年12月20日
    綿矢りささんの小説の主人公らしい主人公。 変わった主人公が小説を通して社会を感じ、成長するという構成は『インストール』等他の作品にも通ずる気がする。 「蹴りたい」という欲求こそが主人公とにな川の関係を表していて、恋心とも見れるが、恋心と一括りにするのも違う。それでも、変わった恋の形なのかと思った。 主人公とにな川は似ているが、違っている所もある。二人が孤独を感じるようになったことで、ある種想いを共有する。
  • つぐみ
    @TUGUMI
    2025年12月17日
  • かちもち
    かちもち
    @gdgd90xjq
    2025年12月2日
  • なす
    なす
    @miya325
    2025年11月30日
    今まで読んだ本の中で一番高校を感じた 最高やば小説
  • みんと
    みんと
    @minmin10
    2025年11月28日
  • かに
    かに
    @kn_o01
    2025年10月25日
  • だるま
    @book_sn21
    2025年10月12日
    寂しいことを悟られないように、苦しくないように紛らわしてることが、言語化され過ぎてて苦しい。無意識だったけど、ほんとにその通りだ。
  • よむよむ
    よむよむ
    @yomyom_akn
    2025年10月4日
    中学生のときに読んで、これなんか好きだと思った記憶。最近また読んでみて、昔の自分の感覚が愛おしくなった。
  • おじさん
    おじさん
    @ojisanhappy
    2025年9月28日
  • てぃ
    てぃ
    @titi__o4
    2025年9月23日
  • てぃ
    てぃ
    @titi__o4
    2025年9月22日
  • ぽの
    @hoa4567
    2025年9月18日
    孤立した高校生の短い時間を描いたお話。びっくりするくらいハツのことがわからなかった。 どういう感情で、どうしてこの行動…? 短くてすぐ読んじゃったけど、全然わからなかった…
  • deepend
    deepend
    @deepend
    2025年9月17日
  • 書き出しの「さびしさは鳴る」から心情を書き連ねた冒頭や物事に対しての例えの多さが思春期真っ只中の主人公の内向的な性格を映し出していた。特に「人間の趣味がいいから幼稚な人と喋るのはつらい」や「先輩達は自分達に染まらない私を脅威だと思っている」などの他の人とは違う自分を無理矢理評価する思春期特有の拗らせ方の描写が素晴らしいと感じた。 思春期の気難しさやアンバランスさをラブコメ青春物語ではなく、ある種の気色悪さという視点で描いていて、それを強調するかのように友人である絹代が2人の関係を「恋愛」という安易なカテゴライズをするのに対し「蹴る」という独特な答えを生み出していた。 巻末の解説にはこの作品が売れた理由の一つとして「今風の若者を描いている」事を挙げていたが、この作品で言う今風の若者とは我が道を行く2人なのか、グループに属する事を優先する他のクラスメイトなのか、はたまた両方なのか疑問に思った。作者は当時19才でこの作品を書いたそうだが、俯瞰で見る力が飛び抜けているなと感じた。 380円
  • ao
    @ao2525
    2025年9月12日
  • ゆあ
    ゆあ
    @glfo
    2025年9月9日
  • ドラセナ
    ドラセナ
    @dracaena
    2025年9月2日
  • あさだ
    あさだ
    @asadadane
    2025年8月31日
    綿矢りささん初読。己に対しては鋭敏だが、それゆえ他者からの感情に鈍感だったり穿った見方をしてしまう思春期が繊細に描写されている。にな川の全能感が最高!行動は最悪な害悪オタクだけど!
  • sakupyanda
    sakupyanda
    @sakupyanda
    2025年8月22日
  • みさき
    みさき
    @misabook
    2025年8月10日
    なつかしい。 なつかしいのだけれど、この作品を初めて読んだ当時の私はこの物語のよさがわからなかった。わからなかったというよりはつらかった。学生生活なんて現実だけでもうこりごりで、高校生が主人公の物語なんて読んでられるか!って感じだったんでしょうね、、 今回改めて読んだら、感情がジェットコースターばりにびゅんびゅんして甘酸っぱい「ザ・恋愛小説」じゃないところが良い。このうまくいかなさ、もどかしさ、それからなにもかも書かれすぎていない余白のあるところがとても好みでした。
  • ppp
    @a___22
    2025年8月5日
    イタい余り物2人が愛おしい。これを読んでいる少しの時間だけ学生時代に連れ戻してくれた。 19歳でこれはすごいな〜。
  • との
    との
    @tono
    2025年7月31日
  • 恋愛とかでは無いひしひしと大きな感情いいねーーー 繰り返し読みたい
  • 💡
    @19970419sH
    2025年7月7日
  • 夜ふかしの読み明かしの読者会にて取り上げられていた。第130回芥川龍之介賞受賞作。今読むと主人公は拗らせすぎていてみてられない。にな川も変なところはあるが今の時代だとごく普通の男性にみえる。しかし当時(というか学生の頃)の自分が読むとおそらく主人公はごく普通の女性であり、にな川は拗らせたオタクだと感じただろう。時代によって印象が変わる作品だと感じた。
  • さゆ
    @d0220a
    2025年6月3日
  • ず。
    ず。
    @azm0205
    2025年5月26日
  • 群れるのは嫌いだけど1人になるのも怖い。高校生の時の感情を思い出した。 自分の未熟さ、恥ずかしさを抱えて、にな川の歪さ、醜さを見ると加虐心みたいなものを煽られるのだろうか? マイクロアグレッションの逆みたいな?
  • sunny
    sunny
    @mscbkct
    2025年4月16日
  • みづ
    みづ
    @mentaipoteto
    2025年4月15日
  • 梔子
    梔子
    @kuchinase
    2025年3月29日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月28日
  • iulia
    @lou_know
    2025年3月25日
  • アキ
    アキ
    @ika_318
    2025年3月25日
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年3月17日
  • zaki.
    @zaki
    2025年3月14日
  • non
    non
    @mkn_05_
    2025年3月11日
  • あんず堂
    @acquaroom
    2025年3月10日
  • あんず堂
    @acquaroom
    2025年3月10日
  • @twry_
    2025年3月9日
  • @twry_
    2025年3月9日
  • nao
    nao
    @ggtop-88
    2025年3月7日
  • コロン
    @collon221
    2025年3月6日
  • みかんぬ
    みかんぬ
    @mikannu
    2025年3月5日
  • @skinny_sinful_sheep
    2024年9月11日
  • ゆい
    @mimori727st
    2024年7月16日
  • 村崎
    @mrskntk
    2022年8月31日
    とにかくまず冒頭が完璧すぎる……。あらためて考えるとすごい、文章で胸がどきどきする。何度読んでも完成度というか表現力の高さに驚く。さびしは鳴る、という衝撃的な一文からまったく浮くことなく、つまりどういうことなのかをきれいに描写。ハツの性格を思うと、「胸を締めつけるから」というのがまたいい。 ハツからみたにな川は、すこしまぶしい。きらきら輝いているわけではないのに(むしろじめじめしている)、オリチャンという芯が一本通っているからか、くだらないと吐き捨てたくなるクラスメイトや部員とはどこか違ってみえる。そんなにな川に認められたい、自分をみてほしいと思う心理は痛いほどわかる。 自分が見下していたはずのクラスメイトたちが、本当は自分よりもいろいろなことを考えてくれていたのかもしれないと気づいてしまったときの恥ずかしさ、侮っていた教師が自分をみてくれていたことを知ったときの安堵感と情けなさ。そんな感情におそわれて逃げ出したくなった先にあったのが、にな川の背中だったのだと思った。
  • 千秋
    千秋
    @laincarver
    2018年9月19日
  • さとこ
    さとこ
    @s2t0k0
    1900年1月1日
    考察すればするほど楽しい。 改めて愛情というものは多種多様であると思わされた。 19歳でこれを書くのかとある種のショックを受けた。
  • water sprite
    @ct_deco
    1900年1月1日
  • れいこ
    @icecoffee05
    1900年1月1日
  • いつき
    いつき
    @aoitsuki
    1900年1月1日
  • この話の後に主人公がどうやって厳しい高校生活をくり抜けていくのか見てみたいと思った。ちょっと自分とハツが似ていた。クラスの男子が自分に話しかけるときに位が下の人に話すような態度というところと授業の合間の10分休みの表現が良かった。主人公には夢中になれるものがあって良かったなと思う。一つでも夢中になれることがあってそのことが潰されなければ、高校は卒業できるだろうな…
  • はい
    はい
    @igirisunisasagu
    1900年1月1日
  • @※凹タ
    @sa15
    1900年1月1日
  • ばんしー
    @aya_243
    1900年1月1日
  • いぬ
    いぬ
    @inu_0819
    1900年1月1日
  • 🍂
    🍂
    @mmj122
    1900年1月1日
  • 一生学ぶ人
    一生学ぶ人
    @marino
    1900年1月1日
  • よしくま
    よしくま
    @yoshikuma
    1900年1月1日
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