あらすじ:突如侵攻してきた「OTC(オーバー・チューリング・クリーチャー)」によって宇宙の法則が書き換えられ続けている世界。現実世界から“退転”し仮想世界へと移住した人類と正体不明の存在OTCの戦いを描いたSF小説。 時間や空間、因果までもがめちゃくちゃになった世界の描写がシュールで秀逸で円城塔の「意味不明な世界描き力(ぢから)」を存分に楽しめる 理解したと思ったらそれをひっくり返す超展開の連続と何重もの入れ子構造とメタファーとメタ要素でぐちゃぐちゃなストーリーに翻弄されるのが楽しい一冊 おすすめ

(氏にしては)よ、読みやすいぞ…！

王道のSFって感じでよき！