世界のお弁当とソトごはん
31件の記録
あおい@booklover_aoi2025年11月16日読み終わったKindle Unlimited@ 自宅2025.11.16読了。 土井善晴先生の本を読んで、料理や食事について知りたくなって読んでみました。 お弁当には彩り、栄養バランス、品数など、ハードルが高いイメージがあって、世界のお弁当ってどうなのかな?と思ったのですが、この本を読んでお弁当のイメージが覆されました。 所要時間5分のパンにチーズやスプレッドを塗った、シンプルなお弁当、これは日本だったら「手抜きすぎる」「栄養のことを考えた方がいい」と言われそう。 でも、周りの人もみんな似たようなものを持ってきていて、お弁当を作るのにそんなに時間をかけないのが当たり前の文化だから、これがベストとして認識されているんだなと思いました。 品数が多く、仕切りのあるお弁当箱も使う韓国が日本のお弁当と一番近いのかな?と途中までは感じていたのですが、韓国はそれを混ぜて食べるのも驚きました。 お弁当箱を振って混ぜるとか自分に発想がなかったので、文化が違うとこんなに違うんだなーと興味深かったです。 小麦粉を持って行って、現地で高温の砂でパンを焼くヨルダンのお昼ごはんもすごいなと思いました。 確かに砂漠は寒暖差大きいから傷みそうなので、現地調理は理にかなってる。 凍らないこと、傷まないこと、日本にいるとわからないその国ごとの事情があって、とても興味深く読みました。 冷めてもおいしいジャポニカ米があったから日本ではお弁当文化が発展したのだな、とこの本を読んで納得。 インディカ米は冷めたらパサパサになって風味が落ちるので、温めて食べるか、温かい出来立てを食べたいから外食が発展するか、主食でもお弁当の概念が変わるのも面白かったです。 著者の岡根谷さんのフラットな視点も、読んでいて心地よかったです。



本好き司書@snow_2025年9月29日読み終わった著者プロフの『世界の台所探検家』かっこよい! 個人的にはライ麦生地でたっぷりの豚肉と魚を包んで焼いた『カラクッコ』(スウェーデン料理)に興味津々。低温でじっくり焼き上げるから魚は骨までホロホロだと!?レシピまで載ってるし、作るか。
芝生@grass-sbf2025年7月15日読み終わったこの人の本が好き。「お弁当」を"外で食べるために作る食事""持ち運べる食事"といった側面に分解しながら、世界中の、そこで生活する人々の食事を紹介していく。著者は世界各地の様々な家庭にステイして一緒に料理して会話をするので、旅番組を見ているように楽しい。


こんめ@conconcocon2025年5月14日読み終わったとても面白かった 世界のお弁当…とはいうものの、日本人の想像する「お弁当」まんまのものは世界では意外と希少で、ゆえにソトごはんなるジャンル?が出てくるのも非常に納得であった。 あの、わしらが遠足学校その他に持っていったお弁当は、日本の気候と産業と作物と文化の特性があるからこそ成り立っていたのだなぁ… お弁当外で興味深かったのが、インドネシアの、近代化が進むにつれて信仰がゴージャスになっていくという話 近代化…ガス台やウォーターサーバーなどモノが増えた分、お供えをする対象もどんどん増えていく現象が、日本のソレとは全然違って面白かった






































