緑の我が家 Home,Green Home
22件の記録
- 空飛ぶ円盤@sora10bu_enban2025年12月24日読み終わった「緑の我が家」読了。 短編集だとついキリのいいところで手を止めてしまうので今回は中編ほどの長さにしてみた。 ちょうど十二国記が話題になっていたので同作者の本を読みたくなり、手に取った。 地の文のうまさは流石。難読な箇所はないが、情景が浮かぶよう言葉が並べられており、終始よどみなく読むことができた。人物描写もよく、会話のテンポも良い。引っかかるところが一切なかった。 薄気味悪い緑の家と、謎めいた神社の存在が中盤まではそれぞれ動き、どう交錯するのかがフックとなった。中盤から直感的にネタ(伏線の種明かし)は分かったが、終盤のその明かし方は秀逸。 ホラーということで薄気味悪さを期待して手に取った本作だが、やさしくかなしい話だった。 一方で、ホラーの要素はきちんと残し、後味はいいもののハッピーエンドとは言い難い形で終わらせている。 明言されていないことだが、あの場所に家があったことを踏まえると、もしかしたら彼の家にもあの恐ろしい狂気の存在が取り憑いていたのかもしれない。 読了まで4日。情景を想像するのにやや手間取る。まだリハビリが必要。
ま@re_m482025年10月19日読み終わった泣けるホラーを読んだのは久しぶり。とはいえ、引っ越してきたばかりのハイツで起こる怪異現象はしっかり怖い。夜中にチョークで落書きする男の子、無言電話、差出人不明の手紙。そして主人公が過去のトラウマですっぽりと抜けていた記憶がミステリの役目を果たしている。怪異とヒトコワ両方味わえるホラーミステリ。90年の作品なのに携帯とネットが無いこと以外古く感じないから凄い。



こまいこ@hi_nmh2025年8月25日読み終わった感想1日で読み終えるくらい夢中になりました! 得体の知れない何かと、ありそうで無い不気味な悪戯の数々。 見た事ないのに伝わってくる生々しい描写が、物語上であるにも関わらず現実にも起こるのではと感じてしまうくらい力があって怖かったです。 深夜に読んでたので、 この先読んだらトイレ行けなくなりそうとなって途中慌ててお手洗いを済ませました。笑 怖さもさることながら、 思春期の男の子特有の不安定さ、心や態度などの表現、登場人物の人間性や関係が引き込まれます。 なにより、 辛い世界で辛いまま死んだ彼があまりにも優しく、抱いていた嬉しかった事がささやかで胸がギュッとなったし、思わずうるっときました。 ハッピーエンドではないけれど、余韻が残る物語でした!この作品に出会えて良かったです。
まお@mao_ssss2022年10月26日読み終わった結果、ホラーではなかった。 とでもかなしく、けれどあたたかく、でも絶対にやり直せない後悔の物語だった。記憶に蓋をして生きていく、生きているものは生きていくしかないのだから。胸が苦しくなるような、そんな作品でした。すき。







