予言のけもの (角川書店単行本)

9件の記録
小石川@mkgaogao2026年9月20日読み終わった@ 自宅26/71 長い一人称の語りのせいか途中で話が入ってきにくくなってくるところがあったけれど、最後に向かって話が収束していくにつれて読む手が止まらなくなった 令和ホラーの王道(さまざまなテキストや挿話から一つの恐怖の存在が浮かび上がる)を踏まえつつ、伝統的な妖怪、その背景、時代、いろんなものが絡み合っていたのが印象的 一人称語りのノートが終わった後の物語がもっと広がっていくメインストーリーがくっついていても楽しく読めただろうなと思った
みかん猫@choma2026年9月6日読み終わった前作2冊が良かったので新刊のこちらもポチッと。電子版って思い立ったときにすぐ買えるから便利。 シリーズものだった前作とは違い、今回はノンシリーズ。タイトルどおり「くだん」を扱ったお話で、本編の大半は戦後まもない時期の少女がノートに書いた書簡で占められる。少女が聞きかじったこわい話や村の因習が長々と綴られていくのだけど、最後になぜこれほど書き残したのか、その真相が明らかになる。しっとりと切ない読後感で、これもまた良かったな〜。
如月カルラ@極・社畜化のため多忙@kisaragi_karura2026年8月24日読み終わった長い長い少女の手紙を通して、痛切な祈りを見た気分になりました。 一生懸命これを綴ったのだと思うと……。 最初はなんだかお家柄が良さそうでちょっと夢みがちな少女の印象、そこから段々と長い手紙に不穏さを抱くようになって、最後には少し切なくなって。 手紙を読んでいるだけなのに、印象がくるくる変わるのがまるで自分がこの手紙を受け取った人物になったようで、とても引力のある作品だなーと思いました。 トコちゃんはねえさんと一緒にいられたのだと信じてます。 帯の『この手紙を読み終えないと、死ぬ』が、読む前と読んだ後ではガラリと印象が変わる!帯文も秀逸だなぁと思った次第です。



いちのべ@ichinobe32026年8月9日読み終わったある少女が書いた、長い長い手紙でほとんどが構成されている小説。 少女が聞き取った怖い話も織り交ぜられるものの、淡々とした内容なので正直、途中ちょっと飽きてしまったのだが、最後には、ひとつひとつの話の指し示す意味がわかるので初めから読み返したくなるし、「何故こんなにも長い手紙を書く必要があったのか」という理由もわかるので満足度が高い。 哀しくて愚かでおそろしい物語だった。



