何もかも憂鬱な夜に
40件の記録
- y@000ui2026年1月9日読み終わったまた読んだ絶対に1番の本 年始はこの本から始めたいなあと思って再読 小学生の頃は児童書を割と読んでいて、でも中学生くらいから気づいたら本から離れていた。 高3で友達が介してくれた本がこれで、そこからまた本を読み始めて、今。 何年経っても最初の一冊ってすごく大事だし、今選ぶ本の傾向にも影響してるなあと思う。 命は使うためにあるので、せっかくだから自分の知らないことをもっと知ろうとして、私は自由だし行きたいところに行き、やりたいことをやろ〜と決めた





やえしたみえ@mie_e01252025年12月13日読み終わった@ 自宅最高……。自分は犯罪加害者への支援や福祉、更生についてすごく関心があるのだが、その理由がこの一冊に詰まっている。 主人公の中の混沌とした、さまざまな記憶がぐるぐるとかき混ぜられて浮かび上がるように描かれ、山井に声をかけた瞬間、命とはなんなのか、ひとつの結論に辿り着く。 ──「そうしたいからだ。俺達は刑務官だ」 (p.177) この瞬間、主人公は真に大人になった。彷徨い続ける子供ではなくなった。恩師と同じように。 山井のしたことは許されることではない。山井は生きていてはいけない人間かもしれない。しかし山井のもつそれもまた命。その命を……。 私が重大犯罪や死刑制度や加害者福祉について考えるときの、私と彼らの差はただほんの僅かに運が良かったか、悪かったか、それでしかないだろうという直感を、この本はざわざわと撫で、罪を犯さずに生きている今に目を向けさせてくれる。 これは文学だ。死刑制度やら何やらに対する論文ではない。登場人物の考えもそれぞれ違えば、主人公でさえはっきり言語化しているわけではない。だからこそ私たちの想像力を刺激する。私たちはその空白を埋めようと考えざるを得ない。それが、文学をはじめとした芸術のよいところだと思う。 この本は、2025/11/13には友人の勧めで「気になる」に入れていたのだが、読むのが遅れて今日になった。結果的に最高のタイミングで読めたと思う。つい昨日には『名前で呼ばれたこともなかったから: 奈良少年刑務所詩集』という本を読了したばかりで、先日も『罪を犯した人々を支える──刑事司法と福祉のはざまで』という本を読んでいたのだ。どちらも素晴らしい本だったし、これらを読んでいたからこそより物語にのめりこめたのだと思う。あらすじ含め全く内容を知らずに読み始めたので、これは本当にたまたまだ。導かれていたのかもしれない。


n7se@RN_872025年10月20日読み終わった中村文則さんは、銃しかり教団Xしかり、本当に人間の心理描写や機微を細かく、読者に想像させるように書くのが上手いなあと改めて思った。死刑囚と刑務官、生と死を丁寧に、そして雑に、よりリアルに描かれた作品。「普通の底」とか「頭が悪くて悪い」とか、最近は堕ちようと思って堕ちたわけではないけど、気づいたらレールから外れていたみたいな小説に触れる機会が多い気がする。選んでるわけではいけど😅

ピカリ@uyghutfhirdgu2025年9月23日かつて読んだぼんやりと内容を覚えている。希望のような小さな光が見える話だったと思う。中村文則さんの作品は私の中でどの小説の場面だったかごっちゃになって分からなくなったりする。


みちほ@full1moon5blue2025年9月14日読み終わった読み始めた瞬間から、独特な空気感に圧倒された。曇天を思わせる何かがそっと胸の内側に重く垂れ込み、その度に息苦しくなる。けれど静かに、確実に一粒の雨滴は彼の闇を慰め、無数になり浄化していったように感じる。そして結実した現在に、主人公が放った強く煌めく一閃の光のような言葉が胸を打った。どんな罪を犯していたとしても、命にはもっと真摯に、平等に向き合わなければいけないと考えさせられた。



- 佐々木朱鷺@Mimizuku772025年7月22日かつて読んだ実存主義的な話。僕らは生きている間に否が応でも幾つもの罪を犯してしまうし、取り返しがつかなくなる事も沢山あるが、それでも生を全うしようと思えた。困難に立ち塞がった時に何度も読み返している。




- ゆうか@yuka_10232025年6月27日文庫本のあとがきにて「読者に支えられている。生きましょう。」と。 命があることの責任は 自分が持つものではない。確かに。 明るく楽しく生きれるに越したことはないけど どうも電車に飛び込みたくなったり、刃物を振り回してみたくなったりする衝動にかられる自分もいて。 何不自由なく育ってきたつもりだけど 逆にそう思うことがしんどさで。 何もかも憂鬱な夜に本当に救われる一冊。
よしかわ@yoshikawa2025年5月17日読み終わった読み終わった後、世界が静かになった気がした。ずっとサーーと耳鳴りがなっている感覚がする。 最後の山井と僕の会話と、その直前の主任が見せた手紙が対になっている気がした。 人は簡単に自分よりも弱い人を殴れるんだ。山井を殴っていたやつも、山井も、手紙を書いた人も変わらない。




ぶんな@bunna2025年3月31日どうせ人は死んじゃうのにどうしてしんどい思いをして生きる必要があるのか。という問いに悩まされたことがある。この本を読んで、私自身に価値がなくても私の命には価値があるのだ、と知ることができてよかった。




Puok読書室@kochisa2025年3月23日読書記録25-3 施設で育ち刑務官の職を務める主人公 担当する未決囚の若い男性は死刑を迎えようとしているが、そこには語られていない隠された事があるのか? 読んでいる間中ずっと憂鬱な闇に呑み込まれているようだった 「僕は人を殺した男で、そのような人間が、本を読んでいいのか-どのような人間でも、芸術に触れる権利はあると主任は言ってくれた」p184 終盤に記されるこの言葉と作中に登場するバッハの音楽になんとか救われた気持ち 重大犯罪と死刑制度を描く、暗い霧の中を彷徨うような作品






















