ともぐい
36件の記録
- maki@makimaki2025年11月25日読み終わった生の表現に妥協しない作者なんだと思う。冒頭から最後までずっと血と獣臭がまとわりつく。生の中身を知っている、骨の髄まで染み込んでいる人なんだろうな。現役の猟師の文より、よっぽどリアルだった。プロはすごい・・・。しばらく鼻先から血や獣の臭いがとれそうにない。




あまね@sennadasilva2025年10月20日読み終わった図書館@ 自宅森田繁子で河﨑さんの文体は大丈夫🙆と鼓舞しながら(過去に肉弾や颶風の血生臭さに挫折してる🥲)ページを捲る。 ページターナーな作家さんだが、考えることが多すぎてなかなか先に進まなかった。 時代背景は?場所は?など基本情報を探索しつつ(恐らくこれらは重要項目ではない)、ほぼ限界に近い無駄な描写のない文体や流れは、どこか馳星周ににている気がする。 誰と誰が【ともぐい】なんだろう? 熊爪は何者だったんだろうか?彼を人と捉えていいのだろうか?彼は何になりたかったんだろう?何故陽子は熊爪に着いていった?そしてどうしてあんな行動をとった? 疑問が次から次へと溢れ、答えは全く定まらない。 何度でも読める作品を書く作家さんだ。 挫折した本も再挑戦できたらいいな。

おいしい水@oisiimizu05202025年9月21日読み終わったオーディオブックにて読了。 自然や動物を相手に山の中で生きる主人公、熊と戦う場面など緊迫感あるストーリー展開にあっという間に読み終わりました。ただラストだけ納得いかず、もう少しなんとかならなかったのか、、という印象- Biko@biko_2505122025年6月15日読み終わった緊張感ただよう世界観に最初から引き込まれた。研ぎ澄まされた野生と本能。普通はライバルとの死闘で終わるはずが終わらない。そこがまたいい。その死闘の後の描写を女性が書いていることにも驚いた。想像を超える展開。そうでなくちゃ。


- 森@mori162025年3月12日かつて読んだ心に残る一節冒頭の描写がいいなと思ってそのまま読み進めた。今年は肺が凍るような鋭い冷気を吸ってない気がする。 比喩がいつも山の生活を反映していて印象的だった。

はぐらうり@hagurauri-books2023年12月22日読み終わった良かった。やっぱり『邂逅の森』や『熊の敷石』を思い出す。YouTubeでみた「猟師版コンビニ人間」という例えが秀逸だった。熊爪も陽子も、魅力的な登場人物。芥川みもあるが直木賞、あるなと感じる。今年はかなりレベル高いのでは。 と当時。よい読みだった。しかし意外と読まれてないのね。






















