北見隆装幀画集 書物の幻影

7件の記録
- 月下の医師@rinrin-11022025年9月27日読み終わった数々の書籍の装幀、挿絵を描いてきた氏の画集。特にミステリー小説とマッチする独特で不思議な画風。これも北見氏の作画だったのか、と思うものも多かった。「ガダラの豚」とか「ハサミ男」の表紙が好き。
- ひなこ@hnk9272025年4月12日読み終わったずっと読み続ける@ ギャラリーロイユ小学生の時に「麦の海に沈む果実」を手に取った時から好きなイラストレーターの方。ずっと欲しかったが読んでおらず、この度の個展を機に購入した。 表紙はまだしも、挿絵が入っていると、物語に没頭しているところをハッと引き戻されてしまう時がある。しかし、この方の絵は作品世界から生まれていて、本から作り上げた「わたしの」物語を決して壊さない。むしろ物語の世界に誘ってくれる、不思議な吸引力のある絵だと思う。 「あの」お茶会はまだ続いていたようで嬉しかった。いつまでも続く本の世界への深い愛が詰まった一冊。