ユートピア
19件の記録
れいにゃん@reireinyan2026年7月24日読み終わった大学の期末課題用に読んだ!読み物としても十分に面白いって表紙の説明文に書いてるだけあってちゃんと面白かった! それは確かに理想的❣️と思うところもあれば抑圧的すぎるよー😭と思うのもあった!そもそもユートピアが共産主義的社会のことだって知らずに読んでたからちょっとびっくりした〜〜私は社会のために怠けず真面目に働くなんて無理😭だからユートピアには住めない😭 もっと時代背景とかわかってれば皮肉にももっと気付けたんだろうなー‼️ルネサンスの授業終わったらもう一回読む‼️ 16世紀に書かれたやつなのに現代社会にも通じる批判があるのが悲しい〜〜( ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ ) p.217〜 「金持ちの金属商や高利貸、或いは、自分では何もやっていない連中が、かりにやっているとしても大して国家に必要でないことをやっている連中がただ怠惰な生活を送っているが故に、ただ無用な商売をやっているが故に、楽しい幸福な生活を送っている、_それでいて一方では、貧しい労働者や馬車引きや鉄工や大工や百姓が、挽馬や曳牛でさえも耐えられないような、困難な仕事を(しかもこれなくしてはどんな国家も一年と維持できないくらい必要なのだ)年中無休で働いていながら、ほんの僅かな稼ぎしかえられず、惨憺として目を掩わしめるような生活を、然り、牛馬の生活の方がはるかにましだ、幸福だと思わせるような生活を送らなければならない、_一体どんな正義がここにあるというのであるか。牛馬だって年中無休で働いているわけではない。生活だってそう悪くはない、いやむしろ楽しいかもしれぬ。少なくとも働いている間は、老後の不安を感じないからだ。しかるにこの愚直な貧乏人はどうであるか。彼らは来る日も来る日も一銭の得にもならぬ労働に苦しめられ通しではないか。歳をとってからの貧乏世帯は考えただけでも命の縮まる思いである。しかもその老年がやって来ようというのに、雀の涙ほどの廉い日給ではどうにもならぬ。その日の生活にも満たないのに、どうして老後の助けになる貯金などできるような余分の金が浮いてこよう。」
RIYO BOOKS@riyo_books2026年3月28日読み終わったこういってはなんですが、あなた方のご忠告に従って、信徒がキリストの律法に従って自分の生活を律するのを嫌がるのを見て、キリストの教義を勝手に歪め、あたかも鉛の物差しのようにそれを現実の世情に当て嵌め、その結果、どうにか両者が互いにうまくいっているのは賛成できません。結局のところ、どういう好結果が生じたかというと、信徒たちが前より一層安心して悪に耽けるようになったということだけです。



S@zukkiziburi2025年8月15日読み終わった中公文庫の澤田昭夫訳を古本屋で購入。 該当の本がなかったため代用。 トマスモアが生きた16世紀のイギリスは 貴族による囲い込み(=エンクロージャー)が頻発。海外貿易の毛織物輸出で利益を得ていたイギリスでは、羊を養育するための牧草地を得るために貴族は小作人を土地から追い出す。 小作人は仕事を失い、盗みなどの犯罪が激化。 「羊が人間を食べている」という有名な一文の背景を知った。 ユートピアでは、穀物を共同体で所有し平等に分配することで生存が保障されるため、喜びに満ち静かに生きることができるのだという。 衣服に個別なデザインはなく、1人に割り当てられる労働時間も1日6時間であり、食事を取る際は未成年者が給仕を行い沈黙を守る。 厳格な態度は、キリストの厳格な道徳律が社会構築のベースをなっているから。 理想的すぎてユートピアな世界。 1つの国を労働や結婚制度などの文化や制度からの切り口で語る形式が新鮮で、面白かった。 ただあり得ない世界ではある。 ここから得た情報を活かすとしたら、 社会主義とは?キリスト教とは?当時のヨーロッパ時代背景は? といったことを深掘りして、体系的に理解することかしら 原典を読むことは誰の解釈も入らず読めるので 心地よい。
オルソル@heiwakinen2025年3月30日かつて読んだヘンリー8世の時勢にカトリックの信仰を貫き処刑されたトマス・モア。彼が思い描いた理想国家(ユートピア)は、共産主義の失敗を経ている我々の目には、ある種グロテスクなディストピアにも見える。しかし、本書が1516年に刊行されたことを考慮すれば、それがいかに先見的な「理想」を描いていたかがよくわかる。人間の理性を信じ、幸福な共存を目的とした合理的共同体。その一貫したヒューマニズムは、現代から眺めると傲慢を通り過ぎ滑稽にすら見える。だが、著者の生涯について想いをはせると、そこに人類の未来に対する切実な願いを感じずにはいられない。













