アマテラスの暗号(下)

11件の記録
- シンジ@shinji2025年10月11日読み終わった古代史に興味があるので、タイトルに惹かれて読んでみました。 「日ユ同祖論」というものに本書で初めて触れたので、興味深く読み進めることができました。 3枚目の画像にある、千葉県芝山で発掘された古墳の姿がユダヤ人っぽいというのにまず驚き。以降、古事記に描かれた日本の神話と旧約聖書の記述との数々の符合。 この一見「トンデモ」な話も数々の証左により、ふむふむ、なるほど…と、引き込まれてしまいました。 伊勢神宮には何度か参拝したことがありますが、こんな話を読んでしまうと、また行きたくなります。 他にも出雲大社や下鴨神社、数多の神社が登場し、行ってみたいなと思わせる内容です。 面白かった。
- きよ@kiyomune2025年8月4日読み終わったたとえば、伊勢神宮の斎宮がなぜ女性なのか、だとか、 なぜ淡路島が日本で最初に生まれた場所なのか、だとか、引っかかっていたことに対して、そうかもしれない、と思わせる話はいくらかあり、面白く読んだ。 が、なるほどな、と思うよりも、血液型の性格判断のように、言われたことと事実の偶然の一致を真理だと信じ込ませるような論調でもあり、評価の難しい本だな、と思った。 多国籍の面々が日本の神道の謎に挑む流れで、最初は、頭のいい人の文殊の知恵大会みたいだな〜とのんびり思えていたが、「静かな最初の神の宮。あれっ?これ石上神宮のことかしら?しずかなところにある神宮だし――」をはじめ、院からどんな徳の高い勉強をしたら、ユダヤ人で日本滞在歴の浅い人が、日本の神社辞典みたいな脳みそになるのか等々、ツッコミも溢れ返りはじめ、各国のミスリードも相俟って、だんだん集中できなくなる自分が面白かった。