続氷点(上)
28件の記録
◎@ty2done2026年3月14日読み終わった自分陽子の続きが気になってすぐ読んだ。たしかに、前作の次から次へのドラマチックな展開に比べると人間模様や感情の微妙な変化を追っていく感じ。家族というものや人に対する感情についてたくさん学ばせてもらっている。みんなそれぞれにまっすぐ?生きてる、それゆえに傷つけあって寂しくて愛や情も生まれて。人間って面白い。今とは違う文化・風俗や札幌の様子なども面白い。
月下の医師@rinrin-11022026年2月21日読み終わった★★★☆☆陽子は生きていた。 完璧な人間は出てこない。誰もが赦し、赦されながら、人は生きていく。 「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」 なかなか耳が痛い文章である笑
ずんだき@zundamochi2025年10月24日読み終わった東北旅行の移動で読み直して一気に終わった。 三浦綾子さんの描く文章は情景や心情が繊細で引き込まれる。 人間の罪や赦し、葛藤をそれぞれの登場人物に沿って描かれていて、どんなに良い人に見えても完璧な人っていないんだなと思う。 どれだけ稼いだお金よりも、人からもらった言葉が残るっていうのは正しくありつつ、綺麗事だとも思えて素直に受け取れない自分になんとも言えない気持ちになった。 あとは人からの貰い物に難癖つけたり、自分の思い通りにいかないとネチネチと言動に現したりする夏枝のようにはなりたくないと思った。
直線@hrv8k2025年7月15日読み終わった一命を取り留め、翳りのない強さが陽子から消えた。人を責める気持ちや恨みの感情を覚え、自身の出生が不義によるものであったことを許すことができない。 無意識のうちに犯す、人間には始末のつけようがない罪の話を啓造は陽子にしている。いつの間にか積み上がる膨大な罪の小石に座りながら自らに非はないと思っている気がする、と。 残忍な仕打ちを行う者の性質全てが悪ではないこと、自分という生を全体の中のひとつとして捉えることなど、心に留めておきたい文章がたくさんある。
















