死者宅の清掃

死者宅の清掃
死者宅の清掃
キム・ワン
実業之日本社
2023年8月3日
11件の記録
  • たにこ
    たにこ
    @chico75_11427
    2025年10月11日
    日本で東日本大震災で被災し、韓国へ帰国後に特殊清掃員として働き始めた著者のエッセイ集。 貧困と孤独死のつながりを指摘する冷静さもありつつ、死者への温かい視線が胸を打つ作品だった。 翻訳者の方も拉致被害者で執筆されているとのこと。訳者あとがきも素敵で読了後に心が温かくなりました。 心配性の人よ、つまらない心配事ができたら、その日のうちにきれいに吹き飛ばしてしまおう。それでも不安や心配のかけらが残るようなら、雑巾がけをするように、手を大きく左右に振って払いのけよう。もしあなたが賢い清掃員なら、怖さや疑念の雲に隠れてしまった一日一日の幸福を、掃いて拭くという、あなたの特技を見つけ出すのだ。(p168)
  • おちこち
    おちこち
    @rd_s_i_lk
    2025年10月11日
  • たにこ
    たにこ
    @chico75_11427
    2025年9月18日
  • K
    K
    @readskei
    2025年7月7日
  • K
    K
    @readskei
    2025年6月29日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年6月29日
  • 8
    8
    @8nosu
    2025年6月28日
  • ゆずりは
    ゆずりは
    @setsu0312
    1900年1月1日
    韓国の特殊清掃作業員のエッセイ集(蓮池薫・訳) 病死や自死などの理由で孤独死したり、通常の清掃業者に断られるほどの状況の部屋を片付ける、特殊清掃作業という仕事。 目を背けたい描写なのに、もうこの世にいない住人に語りかける筆者の視線はあたたかい。死を近くに感じることで、淡い光のようにうっすらと生きる意味を感じる本。
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