読書記236 吉原の花魁たちの恋と死にまつわる物語。 常に死と隣り合わせの遊女たちの恋は、切なく儚く痛く苦しい。今を生きる私たちの恋愛がおままごとのように思える。 それはそれとして、すこぶるエロい！凄い！！

初めて読んだ官能小説。繊細な心情の描写に当時何度も何度も読み返しました。

読み終わっていないのですが、大好きな本です。 吉原遊廓ものの短編集でエロスなお話です。1話目は廓ものではよくある話、と言われるような内容です。(私は大好きです！) ですが、2話目からどんどん繋がっていって、真相が明らかになって……続きが気になるのに先を読むのがもったいなくて途中で止めています。好きです！