
瑠璃
@hinageshi
本の感想を正直に書いてます。
最近ハマっているのは宮木あや子さん、江國香織さん、皆川博子さん。日々、好みの作家さんを探しております。
- 2026年5月25日
- 2026年5月22日
エミリー嶽本野ばら読み終わった - 2026年5月15日
花闇皆川博子読み終わった感想として、切ないという言葉を使うのはなんだかしっくりこないのです。誰よりも才気に溢れ、誰よりも高慢な女形であった田之助が、不治の病という自分の手には負えない魔物によって、舞台から退かざるを得なくなる。その様子が、弟子の市川三すじの目線から語られていくのだけれど、三すじと田之助の絡みというのがほとんど描かれないのですよね。並の小説なら、主人公である三すじに特別な役目を負わせ田之助が最も信頼を置いていた弟子としての演出に重きを置いてしまうところだと思うけれど、本作はそうではない。田之助が三すじに信頼を置いていたのは間違いないけれど、だからといって二人にあからさまに特別な関係を持たせないのです。そのことは、本作が三すじが田之助の才能に心酔しながらも時折見せた憎悪のような感情を描き切ったことにも通じる思います。皆川氏のこうした姿勢が、作品に独特の重みを持たせ、本作を単なるエンタメ小説とは一線を画すものにしているのです。情報量の多い現代だけれど、その場でしか味わえないほとばしる才気に、田之助が芝居に対して持っていた途方もない熱量のようなものに、私も触れてみたいと強く思いました。 - 2026年5月7日
ミシン嶽本野ばら読み終わった - 2026年4月30日
ハピネス嶽本野ばら読み終わった長い物語ではないがゆえに、読者は彼らの日々の中に唐突に入り込む。しかしそれでも、二人がこれまでどんなふうに共に時間を過ごしてきたのか、すんなりと理解して受け入れることができる。互いが互いをどれだけ愛し合っているのか、手に取るように、それは痛いほど伝わってくるのだ。だからこそ、彼女の死後、物語に静寂が訪れるのを肌で感じる。辛いけれど、とても良い小説でした。 - 2026年4月29日
- 2026年4月24日
- 2026年4月21日
- 2026年4月18日
太陽の庭 (集英社文庫)宮木あや子読み終わった後半部からの、ホラーっぽさがありながらも生々しい展開がたまらなかった。現代日本を舞台にしながら、ここまで美しく閉鎖的な世界を創り出すことができるなんて。やはり宮木あや子はすごいです。 - 2026年4月16日
桃 (中公文庫)久世光彦読み終わった@ 図書館官能的なシーンにおける女性の心理描写(及び振る舞い)が、男性の抱く幻想に思えなくもなかったが、全体的に美しいと感じる作品だった。この作者の他の作品も読んでみたい。 - 2026年4月9日
- 2026年4月5日
君が降る日島本理生読み終わった - 2026年4月2日
海小川洋子読み終わった - 2026年3月30日
号泣する準備はできていた江國香織読み終わった - 2026年3月26日
- 2026年3月23日
すべて真夜中の恋人たち川上未映子読み終わったいろんなひとの感想を読みましたが、刺さるひととそうでないひとがはっきり分かれる作品のようですね。私は刺さりすぎて、夢中で読み終えてしまいました。 どちらがいいとか悪いとかいう話ではなくて、冬子のような生き方をしたことがあるか、ないかの違いなのかなと思います。 - 2026年3月20日
すべての、白いものたちのハン・ガン,斎藤真理子読み終わった - 2026年3月19日
つめたいよるに江國香織読み終わった - 2026年3月17日
- 2026年3月8日
ミトンとふびん吉本ばなな読み終わった
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