月花美人
6件の記録
もみぃ@momie_6662025年12月6日読み終わった剣鬼、望月鞘音(もちづきさやね)が女人の穢れの呪いを解放する! 架空の物語だけど、かつてこんな人が居たとしたら、と希望を持って読了。 義娘の若葉の描写が可愛くて、鞘音と若葉のやり取りを読むとホロリと泣けた。 こんな武士道があったんだ!と感嘆する医療時代小説です。
amy@note_15812025年3月13日かつて読んだフェミニズム兄夫妻の忘れ形見である姪と暮らす武士が女性の月経の処置に使われるアイテムを幼馴染の紙問屋の息子と女の町医者と3人で作り、江戸で売り出していくという時代医療小説 これは著者である滝沢志郎氏が実際に自分でナプキンをあてて1日を過ごしてみたというTwitterの投稿が話題になってことがきっかけで知った本だった 男性が下衆な視線ではなく、女性の月経に興味を持つこと、それを掘り下げて小説にすることというのは私の記憶にある限りだとない 作中では主人公の鞘音が男性である限り女性と同じ気持ちは味わえないとしながらも、それでも毎月のしんどさや状況を知ることはできるとシンパシーではなくエンパシーで取り組む姿が印象的だった そして横たわる根深い男尊女卑的な価値観に対する愕然とした様子もしっかり書き込まれていて、たとえ結婚しなくても子どもを生まなくてもすべての女性がその苦しみから解放されてほしいという祈りが込められた小説だったと思う




鷹緒@takao_tanka2025年3月13日読みたいこの小説知らなかった、ぜひ読みたい!ある程度史実が元になってるのかな? 江戸時代の生理事情については、漫画『風光る』で描かれた内容しか知らないなぁ……不勉強!





