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もみぃ
もみぃ
@momie_666
なんとなく読んでしまった本を素通りさせないために始めました。いつかnoteでブログ始めたい。 と、いつまでも「たいたい」言ってたら10年くらい経ちそうなので、noteも始めました。思考のたな卸しに活用しています。
  • 2025年12月11日
    月とアマリリス
    月とアマリリス
    心に響いて付箋を貼った3つを振り返る。 『女が低いとか、生きにくいとか、そんなこと言ったけれど。でも自分の根っこに『強さ』に甘えて依存する心があった。』 --- 強さに甘えるとは痛い言葉。生まれる前から確立している社会の構造に抗いたいけど染みついている感覚だ。 --- 『大人が讃えれば子どもはそれに応えようとして『痛い』『苦しい』と思う自分こそが悪いと思ってしまう。子どもを大人の都合で消費してはならない。』 --- ここではヤングケアラーのことを指しているけど、いい子を量産して、大人になってもいい子でいようとして苦しむ。こんな負の連鎖が少しでも減ったらいい。 --- 『そして、自分自身が怖い。無意識に誰かを傷つけて、でも傷つけられたことだけをしっかりと覚えて、自分だけはまっすぐ生きてきたような顔をしていた愚かな自分自身が。』 --- いちばん胸が痛くて読みたくないフレーズだった。被害の記憶を武器にして、加害を攻撃する自分にドキッとする。もしかしたら同じことをしていたかもしれないのに。 --- ひとつの事件を巡って、色んな人の人生と感情を見た。びっくりするくらいの早さで読了。
  • 2025年12月6日
    介護未満の父に起きたこと
    本文はスルーして、「はじめに」と「あとがき」だけ読んで、読了にした。 そう遠くない未来、私の身にも降りかかる出来事。各章に記してる具体的なあれこれを、何となく読めなかった。 老いる父、老いる私のスピードを緩めることはできる。できることはしよう。その上で、父と程よい距離で愛と冷徹さをもってこの世を謳歌したいと思った。
  • 2025年12月6日
    月花美人
    月花美人
    剣鬼、望月鞘音(もちづきさやね)が女人の穢れの呪いを解放する! 架空の物語だけど、かつてこんな人が居たとしたら、と希望を持って読了。 義娘の若葉の描写が可愛くて、鞘音と若葉のやり取りを読むとホロリと泣けた。 こんな武士道があったんだ!と感嘆する医療時代小説です。
  • 2025年12月5日
    さみしい夜のページをめくれ
    小学生の時、赤川次郎の『白い雨』読んで、怖くて身震いした。 中学生の時、佐藤春夫の『小説智恵子抄』を読んで、どうしようもない愛の形に触れ、理解を超えて涙を流した。 この本は、私が本を読む理由、本が好きな理由を言語化してくれたような本だった。心に残っても、腹が立つくらい面白くなくても、読んだことさえ忘れた本でも、自分という枠や背景をつくる要素になっていくんだ。 今まで出会ったことのなかった、読書のすすめ本でした。
  • 2025年11月27日
    ノンバイナリー協奏曲 「もう息子と呼ばないで」と告白された私の800日
    当事者ではなく、母の視点で描かれているのが新しい。「ノンバイナリー」私にはまだ馴染みの薄い言葉だ。 どこにも当てはまる「枠」、「レッテル」が無いから自分たちのカテゴリーを作ったという内容の一文があった。この表現の仕方は、分かりやすい。 「当事者にしか分からない」という言葉でまとめると、何もかも突き放して突き放されるようで寂しい。 分からない、正解はない。だから知ろうと思って手に取った本。
  • 2025年11月13日
    財布は踊る
    財布は踊る
    使い古された言葉だけど、お金は悪くない、人間が振り回されるだけと、思う。経済社会に生きている私たちは、逃れることが出来ない。 お金に翻弄される人達の周りをヴィトンの財布が周る。物語のどの人物にも憑依したくないけど、お金に振り回されない生き方をしようと学んだ、超実用的な小説でした。
  • 2025年11月10日
    限りある時間の使い方
    限りある時間の使い方
    数々の時間管理にまつわる本を読んでたどり着いた本。自分が、いかに生産性に捉われていたかが分かる。それ自体は悪いことじゃないけど。 ありのままの自分でいる やりたいこと全部、出来る ちょっと立ち止まって、そういう枠組みから離れてみた。そうすると、「いつか」じゃなくて「いま」することがシンプルになってきたし、壮大な「いつか」のために「いま」居なくてもいいんじゃないかと思えた。 この本に書いてあること全部まとめて、自分のものにしたくなったけど、これも「壮大な何か」に捉われた衝動かもしれないので、そこそこメモに記して付箋だらけの本を図書館へ返却することにする。
  • 2025年11月3日
    まちがいだらけの少子化対策
    いかに自分が「マイ統計」で世間を見ているかが分かった。圧倒的に割合が多い団塊世代、団塊ジュニアの声が圧倒的にデカくなる日本人が絶滅危惧種になりつつある。だって、子どもが増えないから。 根拠のあるデータから読み解く事実と、皮肉混じりの筆者の見解が小気味良い。シルバー民主主義とは上手く言ったもんだ。ただし、声と態度のデカいシルバーだけではなく、若者への愛と優しさも当然ある。 この事実を知ったとて、私個人が何か出来るわけではないけど、新しい常識を持って、社会に身を置きたいと思った。
  • 2025年10月26日
    月の立つ林で
    月の立つ林で
    年齢も立場もバラバラだけど、ポッドキャストの「ツキない話」に心を寄せている5人がそれぞれ主人公の物語。 自分の気持ちを二極化しないでね というメッセージをもらった気がする。
  • 2025年10月21日
    もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓
    消費する料理じゃなくて、自由で楽しむ(しかも美味しい!)料理本だ。 しかし、2017年に出版された本なので、たとえ旬であっても、大根や白菜が100円で売られてないし、一食200円で済ませるのは、難しい。 その辺は、2025年バージョンに脳内変換しながら読んでみた。物価高が止まらないからこそ、簡単で質素なワンパターン料理を心から美味しいと思えるご飯を作って食べたい。
  • 2025年10月10日
    さらば! 店長がバカすぎて
    結局、店長はバカなのか、バカを演じているだけなのか、どっちなんだろう。 私は、割と本が好き。だから記録日記も兼ねてReadsを活用してるんだけど、武蔵野書店に集う本バカ達には敵わない。インクの匂いを肴に酒は飲めない。 今後、店長は店長のままなのか、本当にさらば!なのか。続編を読みたいけど、お腹いっぱい。
  • 2025年10月10日
    午前三時の化粧水
    伸びしろしかない男の美容術 美容に目覚めてさらに結婚しちゃうなんて うらやましすぎる
  • 2025年10月6日
    家事か地獄か
    家事か地獄か
    二回目の読了。 1回目は、さらっと読んで「ふんふん、家事は生活基盤だから出来るに越したことはない」くらいの理解だった。 思う所があって、もう一回読んでみた。 家事の奥にひそむ、とてつもないポテンシャルを解説した本だと思った。 筆者の暮らしはかなり極端なので、全部をお手本にしたいとは思わないけど、消費する生活から「暮らし」を生きがいに変えた人だと感じた。 一生、自分の暮らしを自分の手に負えることができる。まもなく人生100年時代の折り返しを迎える私にはありがたい言葉だ。 思う所を持って再読した自分に感謝。
  • 2025年10月2日
    没入読書
    没入読書
    以前、Readsに紹介されていたのと、装丁とタイトルに惹かれて読了。 本を読めて良かったと実感するのは、「心に響く一文に出合えるかどうか」と書いてある。納得。 目的を持ったビジネス書、実用書を自分のものにする手段として大いに活用できそう。 ただ、本書に紹介されているレゾナンスリーディングを試した本が、とある芸人のエッセイだった。(しかも何となく借りた本) うーん、あまり響かない… どうやら芸人のエッセイ本は、芸人独特のリズムとオチがある内容だったので、この手法は合わなかったよう。しかも時間潰しが目的て借りた本ということもあって、チグハグなレゾナンスリーディングになってしまった。 「響かない」という学びを手に入れたので、これで良し!
  • 2025年9月27日
    トランスジェンダー男性のきみへ
    トランスジェンダー男性のきみへ
  • 2025年9月19日
    食べることと出すこと
    以前、通りすがりのReadsに紹介されて気になっていたもの。運良く手に取ることができた。 二十歳で潰瘍性大腸炎になった著者 以後、十三年間の闘病生活を、送る ってことは、二十代の全てを「休養のない病」と付き合ったわけで、想像と共感の域を超えていると、思った。本文にも「『当事者は自分だけ』という孤独の他に、『自分の気持ちは誰にもわからない』」と、ある。 切実な環境なのに、不思議なユーモアも感じるのは、著者の俯瞰的文力と、ちょいちょい文学作品の引用をしているからかもしれない。 二十歳という若さで病気に。五十歳手前の私は、著者の両親にも思いを馳せてしまう。どんなに心配で辛かっただろうか。 他にも、私自身の「食べること」にまつわる不具合や、家族の病気のことなど、読みながら発見と納得したことがあるので、不定期投稿中のnoteに書き記したいと思う。
  • 2025年9月11日
    ゆびさきに魔法
    ゆびさきに魔法
    読了後、泣いてしまった。 なんでだろう 最近まで放映されてた「舟を編む」のドラマの印象もあって(ドラマは原作の続きなのでオリジナルなんだけど) 毒気も儚さも演出できるネイルの世界に取り憑かれたネイリストって、職人だな。 恋愛要素も劇的にな展開も一切なく、愚直に仕事に取り組む女性たち。最高のお仕事ドラマでした!
  • 2025年9月9日
    おそるおそる育休
    妻は、三男を出産したら5日間病院で過ごす。 4歳児と2歳児と49歳だけで過ごす5日間。 著者の育休は、ここからスタートした。 ママのいない朝 寝不足=不機嫌の妻 家族の絆は強いまま、地域に溶け込んでいく西家 地味で大変がてんこ盛りだけど、アナウンサー×関西人(ただし岡山出身)の著者が描く育児記録はテンポが良くて面白い!妻への感謝とリスペクトもあって、更に凄い! 身軽に、ささーって読めた本でした。
  • 2025年8月25日
    マンダラチャート
    男尊女卑が色濃く残る昭和 古き良き昭和ってナンダ⁇ 昔は酷くて今が良くなったと言えるのか⁇ 女を消費期限付きのモノとして発言する男たち それを浴びる主人公 一緒に体験したようで、心がワナワナする 全部、論破したくなる うわーーー怒怒怒 でも、女が生きづらいけど男が生きやすい訳ではないっていうのも感じる。どっちにしたって極端な世界は嫌だ。 著者から闘え女たち!っていうメッセージを受け取ったような気もする。
  • 2025年8月21日
    「好き」を言語化する技術
    通りすがりのReadsで目に止まったので。 この間読んだ、『さみしい夜にはペンを持て』に通ずるものがあるので、いつか読んでみたい。 やっぱり自分の言葉にするって、いいな。 そこから共感をもらえたら更に最高!
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