いつか王子駅で

8件の記録
- 塔海@__colza2025年6月14日読み終わった解説の通り、ディテイルに行き渡らせる目線から記憶、連想に自由に羽ばたいていくのに、車輪はきっちりと物語の終わりに向かっていく 9章、旋盤工との会話の部分が非常に良かった書き写しておきたい ただ今読むと家庭教師している中学生が牝馬に被さってゆくのはちょっとグロテスクさも感じてしまった 馬への愛が滔々と語られてる、愛着ゆえの比喩とはわかっているけど これはこちらのコンテクストの問題かな
- 熊ぐらたん@kumagura2025年5月29日ちょっと開いた再読近頃よく耳にするようになった古米という言葉で、この小説の語り手が「新米よりパエリヤやリゾットにも順応性のある古米もしくは古々米のほうを好む」ことを思い出した。どんな味や香りがするのか気になっていたので、これを機に確かめてみたい。