退屈をあげる
12件の記録
たにこ@chico75_114272025年12月10日読み終わった@ 図書館野良猫から家猫になって虹の橋を渡るまでを猫目線で描かれた詩。 私は知りたかった。猫が幸せかどうかを。あの日、猫と目が合ったあの瞬間から私も猫もすべてが一変し、私は猫との暮らしを手に入れて、猫は雨風をしのげ、食うに困らない毎日を手に入れた。でも本当は外の世界にいたかったのではないか。もしあのまま死んでしまったとしても。 でもいくら考えてみたところでそれは絶対にわからない。猫がわが家にやって来るまでの間、どうやって生きてきたのかがわからないのと同じように。それはまるで開けたくても開けられない甘い香りの漂う菓子箱のようだなと思う。私はその箱を後生大事に抱えて、時には猫の匂いづけのように頬ずりをしながら生きていく。(あとがきより) きっとこの猫は幸せだっだと思う。他人事に聞こえるかもしれないけれど、幸せじゃなければ、生きるので精一杯であれば、自分以外が苦しんでいたとしても、二つの手のそばに寄り添ったりしないと思うから。

きよ@kiyomune2025年4月13日読み終わった実は読んだのはこの本ではなくて、同人誌『思いどおりにいかない』の方。ISBMがないので、代わりに記録に鎮座してもらうことに。 数冊の読書経験を経て、この本で確信を得たのだが、どうやら私はエッセイがかなり好きなようだ。昔は見向きもしないジャンルだっただけに、意外な発見。 生きる中で考えたことを、人に読まれること前提で整えた、そういう文章の、冷たくて、さりとて特有の香りがする感じが好きだ。人を家に招き入れる前の掃除された、とはいえ完全に飾り立てることはできないあわいが、文章から感じられてとても心地よい。文の上では、人生のままならなさも、少しコントロールできるところに救いもある気がする。













