私たちはいつから「孤独」になったのか

25件の記録
- よる@tokitamayahho-2025年7月14日読み終わった借りてきた孤独はシグナルで、心よりも身体を刺激して治療していく おばあちゃんになるのが少し怖くなった 若さを長く保とうとするのではなく、最終的に迎える死に備えて行く 『なぜみんな、地獄は灼熱の炎が燃え盛るところだと思っているのか、私にはわからない。そんなのは地獄ではない。地獄というのは、身体が凍てついて氷の塊になってしまうところだ。私がいたのは、そういうところなのだ。』
- 柿内正午@kakisiesta2025年5月28日読んでる今日はこれ。この数年は、むしろ孤独の喪失について考えてしまう。たぶん歳をとって居場所を得たから。 本書における「孤独」とは孤立や疎外というニュアンスのあるlonelinessの訳語であり、独立の礎となるsolitudeとは区別されている。現代社会は前者が全面化し、後者のポジティブな孤独が塗りつぶされているというのは実感としてもよくわかる。 というかそもそもlonelinessじたい、単に一人でいることonelinessを意味する語であったが、近代以降、身体的な痛みや惨めさと直結するようなものとして感受されるものに変質していったという指摘こそ本書の要だ。