サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか

サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか
サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか
荒木優太
集英社
2023年6月16日
8件の記録
  • サークルという言葉は、戦前からあったそうです。それで、本書も、冒頭はフェミニズムの論理に言及するものの、戦前のサークルやグループを考察するところから、本題は始まります。 それで、本題は、戦前は、共産主義芸術家の政治の集合体を研究して、戦後は、鶴見俊輔さんのサークル論を研究する、というものです。 参考とする論理は、ベルクソンのものと、プラグマティズムのものと、あとはテンニースや田辺元のものです。要するに、グループやサークルや共同体などは、開かれつつ閉じて、閉じつつ開かれているもので、そこで大事なのは、楕円だよ、という話だと、私は理解しました。 楕円というのは、中心が2点あることで、この楕円は花田清輝の、「復興期の精神」の楕円なのですが、楕円なら弁証法が可能だよ、ということです。中心が一点の真円だと、全体主義になりかねないよ、ということです。だから著者は最後で、サークルのリーダーは二人(以上?)がいいですね、と言っています。サークルやグループの中心が一点より多くなり、円が歪むという、私達の生活実践と近いものになるからです(と私は思いました)。 開かれるということと、閉じるということ。それが社会に存在する上での、サークルについての、ヒントになると、思いました。
  • 敗荷
    敗荷
    @sibue_fjodor_
    2026年1月5日
    大学のサークルも、難しいよねぇ。
  • ieica
    ieica
    @ieica
    2025年10月28日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年10月27日
    職場や学校でまさに小集団が変化していく様を感じる瞬間があって、このタイトル本当に気になる。 意図してハブるのではなく、気が合う同じメンバーと楽しく話している流れで、悪気のない派閥が出来て、そういう話に入れない人を空気のように優しく無視したり、休日誰がどこにいたとかその集団や空間の情報全てを掌握し始めたり、小さなコミュニティのボスに気に入られたら勝ち組みたいな雰囲気になっていくのを見て、根無草のような気持ちになることがある。 この本がそういう気持ちに何かメッセージをくれるのかはわからないけど。
  • Q
    Q
    @q40176
    2025年10月18日
  • くらねる
    くらねる
    @engine2001
    2025年2月17日
  • Usui
    @lighbury
    2023年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved