シュナの旅

19件の記録
- 夏海@myhookbooks2025年6月30日読み終わった少し前に上橋菜穂子さんの「香君」を読み、思い出し再読。 チベットの民話を元に、ここまで現代の問題を練り込んで寓話のように仕上げたのが、ほぼ40年前。さすがとしか言えない。 上手く自分の中で物語の本質を飲み込めているか分からないけど、言いたいことは分かる気がする。しかし、分からないと思うことは、飲み込めてないのだなと思う。もう少し世界の理解が深まったら、また読み返したい。
- あむ@amuamu10142025年6月26日読み終わった長い長い人生を見たようでした。 宮崎駿さんの作品が好きなのは、善や悪をえがくのではなく、様々ないのちそのものを映し出しているからだと思います。 テアの凛とした強さや世界を見つめる眼差しが、印象に残りました。
- 米谷隆佑@yoneryu_2025年6月19日読み終わった映画『君たちはどう生きるか』のあとでこの本を読むと、宮崎駿の創作が一貫していたことに気づかされ、新作の映画を観たような満足感に心があたたまる。 少年の旅、貧困、少女の真実、避けがたい苦難、幸福に見合う重い罰、救済、得体の知れない生物、海、戦闘用兵器、意地悪な老人たち、健気さと狡猾さ……。挙げたらキリがないが、その後の映画製作時に引用される全ての要素がここにある。
- mayu@yatsu_books2025年4月14日読み終わった@ 自宅来月、ジブリ展に行くのが楽しみ 一見「ナウシカとアスベル!?」と見間違えてしまうような表紙で、世界観はそっくり。チベット民話「犬になった王子」をベースにしたファンタジーで、ナウシカとは直接関係がないけど、宮崎駿監督のエッセンスをそこかしこに感じた。 全編フルカラーというのも魅力。