遠い山なみの光〔新版〕 (ハヤカワepi文庫)

12件の記録
MizMiz@MizMiz2026年2月25日読み終わった会話の作り方が卓越しているし、会話が多くてもうるさすぎない。戦前戦後の考え方の違いや、女として生きることにともなって犠牲になることがあるということが中心となって、悦子と佐知子、ニキが対照的に配置されている。どんな選択も犠牲を払うものだ。男だろうが女だろうが、それは関係ないと思うので、女ばかりが犠牲を周囲に追わせるとは限らないと思うが、何せ、全体の薄明るい世界観が完成されていて、違和感なく進めてしまう、著者の巧みさがあった。







木埜真尋@stilllifeppap2025年9月28日読み終わったaudibleなんだこの話……と思いながら読み進めて最後まで同じ感想だった。おそらくこうなんだろうな?という仮説は立てられるけれどもそれでどうなるというわけでもなく、ただただ不穏な空気がずっと漂っている。 audibleだと不愉快な言説を読み飛ばすということができないので、時代的には仕方ないとわかってはいても緒方さんが話し出すたびにイライラした。 しかしこの話を映画化って一体どうやるんだろう。気になる。



ちこたん@chicotan_chicolate2025年9月13日読み終わった@ 電車登場人物の会話が噛み合わず、何もかもが淡い幕を隔てているように感じました。 後戻りできないからこそ、思い出は美しくなってしまうのかも知れません。 そうしなければ現実に立ち向かえず、変化に適応できず、つまりは生きられなかったのだと思います。










