梅雨物語

13件の記録
akb@ebony_first2026年2月22日読み終わった全3篇が入った短編集。2つ目と3つ目の作品が好きだった。 特に濹東綺譚をもじった2つ目の短編は、令和の作品には珍しく耽美だったと思う。話の本筋とは直接関係していなかったが、タイトル元でもある永井荷風が、主人公たちと同じ喫茶店の客としてクロスオーバーしたのが、この話の耽美さの背骨になっているように感じられて面白かった。 私は虫が苦手なので、貴志祐介作品を読んだ後は若干食傷気味になってしまうが、やっぱり話が面白いので次々読んでしまうのだった。。。
いちのべ@ichinobe32026年1月27日読み終わった『くさびら』読了。 ある男が庭に生えてきたキノコを取っても、一夜のうちにまた生えてきてしまう……という不思議な話であり謎解きでもあり、あたたかな読後感もあり。 これまで読んだことのない(たぶん今後も二度とお目にかからない)論理展開が出てきたの楽しすぎたな。 --- 貴志祐介作品を読むのはかなり久しぶりだったが、それぞれ異なる味わいで楽しかった!他の作品も読みたくなった。


いちのべ@ichinobe32026年1月27日読んでる『ぼくとう奇譚』読了。 昭和を舞台に、「黒い蝶の夢」に悩まされる主人公を描いた作品。 それまでの描写に「コイツってさぁ……」と気づかせる要素が多々あったので、「極限状態に追い詰められた人間が懸命に知恵を絞る様子(解説より抜粋)」に感情移入して応援するのではなく、破滅へと進んでいく様を「あーあ」とニタニタ意地悪く見守る愉しさを味わえて満足。 幻想ホラーとして、悪夢のような情景の恐ろしさも魅せつつ、最後にきちんと色々を回収してくれるサービス精神も嬉しい。
いちのべ@ichinobe32026年1月25日読み始めた『皐月闇』読了。 「あの夜、何が起こったのか?」を俳句から読み解くという趣向がもう楽しいし、断片から積み重なった違和感ひとつひとつが美しく回収された末の、後味の悪さが良い。
いこ@ico-warabi2025年7月31日買った読み終わった梅雨明けが早すぎて梅雨時期に読めず……残念。 俳句に遊郭、虫にキノコに狂言と扱うジャンルがさまざまで、専門知識の広さに驚かされました。 最後のキノコの話が真相はしんどいが感動的な話で泣けるという、ホラー話なのにミステリとハートウォーミングを味わえるという稀有な体験をしました。










