D坂の殺人事件(1)

D坂の殺人事件(1)
D坂の殺人事件(1)
江戸川乱歩
KADOKAWA
2016年3月25日
9件の記録
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年12月5日
  • 友人から借りた。 格式の高さやら時代の違いやらを言い訳に今まで読んでこなかったことを後悔した。 久しぶりに全私がスタンディングオベーションした本当に面白い。 文章はそれこそ今と比べれば多少固いが引っかかることはまるでなく、語彙に至っては現代小説の方が難解な語彙を多用しているのではというレベル。ありがたい。 内容はミステリーながらもその謎の奥に潜む人間のグロテスクな本性、醜い営みに主眼が置かれていた印象。 もちろん事件解決のために謎は解くのだが、天才同士の頭脳比べゲームというより、罪の発覚を恐る獣(犯人)の本能的行動(トリック)を紐解き、追い詰める狩人(明智)と言う感じだった。 そしてここからが脱帽のキモなのだが、これだけ人間は弱く、醜悪で始末に負えない存在と描いているにも関わらず、そこに批判の意図が全く感じられないのが本当にすごかった。 作者も人間な以上、作品によってはどうしても好ましくない対象への批判が感じられるが、それが全くない。 淡々と人間の醜さを描き、そんなもんでしょって言っている。
  • 読書猫
    読書猫
    @bookcat
    2025年3月30日
    (「D坂の殺人事件」本文抜粋) “人間の観察や人間の記憶なんて、実にたよりないものですよ。” “僕はこの事件によって、うわべは極めて何気なさ相な、この人世の裏面に、どんなに意外な、陰惨な秘密が隠されているかということを、まざまざと見せつけられた様な気がします。”
  • Aki
    @spica-spring-evening
    2025年3月22日
  • 田中
    田中
    @Imada_desu
    2025年3月14日
  • touno
    touno
    @to_u__no___
    2025年3月7日
  • 文章も謎もすべてが色鮮やか。
  • 読むよー😤
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