情事の終り
11件の記録
菜穂@mblaq_08252026年5月5日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 前回欠席してしまったので、P169~P195まではひとり読み。 P196~P213は輪読。 探偵が持ってきたサラの日記を読み始めた主人公ベンドリックス。 第三部はサラの日記です。 この日記により、なぜサラが突然ベンドリックスの元を去ったのかが分かりました。 ベンドリックスの命と引き換えに、ベンドリックスとの愛を諦めることを誓ったサラ。 神の存在を信じていないのにも関わらず、奇跡を目の当たりにしたサラは誓いを破ることを躊躇します。 日記を読みながら今度はサラに共鳴してしまいました。 自分を卑下し、孤独に怯え。そんなサラの姿はとても他人事には思えず。 そして神の存在を他人に否定して欲しい、そうすれば誓いを破っても罪の意識は薄れるともがくサラの姿も胸に迫るものがあります。 それでも目に見えない神の存在に抗えないサラは…… こういう信仰心のようなものは、私にはよくわからない。神にお願い事をすることは度々あるけれど、誓いを守ったことなどほとんどありませんし。 だから思い通りの人生にならないのかしら。 


菜穂@mblaq_08252026年4月9日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第6回 第二部 P139~P166 探偵から愛人の怪しい行動(新たな男の元へ行ってる?)の証拠を掴んだとの報告。 そして主人公はその男の元へ向かう。 いやだ、修羅場かっ!と思いきや、なんか様子が違う。 主人公が会いに行った男は、愛人のことで何かを隠しているように感じるけど、主人公が思っているような関係があったようには思えない。 そして探偵がコソッと持ち出した愛人の日記。 そこには主人公への愛がつづられていた…… おぅ、主人公に対して同族嫌悪を抱いていた私ですが、そろそろ少し客観的に見ることができるようになってきました。 ここで第二部が終り、第三部はなぜ愛人が主人公の元から姿を消したのかその理由がわかっていくようになりそう。

菜穂@mblaq_08252026年4月6日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第5回 第二部 P114~P138 遂に愛人の夫に妻に探偵をつけていることを打ち明けた主人公。 そこから主人公と妻の関係を察した夫。 夫は一旦憤慨したものの、同じ苦しみを共有できるものとして受け入れた。 相変わらず主人公は自分勝手だなと思う。 そして夫のことは哀れに思う反面、妻への愛が深いこともわかる。 しかし、不器用な男たち。 そして主人公は愛人との最後の日を回想。 彼女は「愛は終わらない」と告げて、主人公の元から姿を消していることがわかった。 遠藤周作が影響を受けたであろうことが色濃くわかる場面でした。 「愛は終わらない」深い言葉だ。 私もこの境地に達したい。

菜穂@mblaq_08252026年3月30日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第4回 『第二部』P89~P113 彼女との過去の情事を回想し哀しみに打ちひしがれていたところへ、ヘボ探偵から証拠となりうる手紙を見つけたとの知らせがきます。 手紙の内容を読んで、あらすじを何となくわかっている私はそういうことかとなったのですが、主人公がそれを知りはずもなく再び嫉妬になやまされるのでした。 主人公の感情に既視感があるのは、自分も似たような想いや経験をした事があるから。 読み始めにしんどいと感じていた感情は、同族嫌悪からだったのかもしれません。 読み進めるうちに共鳴の方が強くなってきました。

菜穂@mblaq_08252026年3月23日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第3回 「第一部」P62~P85 ルーティンを大切にしながら生きてきた作家が、唯一そのルーティンを覆されたのがその後愛人となったサラ。 サラは見るからに人たらしの女性で、溺れてしまうのも妙に納得してしまいました。 それにしてもちょっとオマヌケな探偵事務所の人。 この物語が重くならなすぎるのはこういうユニークさがちょこちょこ入っているからなのでしょう。 主人公がサラに再会して期待をしているのも滑稽だけれど、共感してしまう自分がいることもいなめません。

菜穂@mblaq_08252026年3月18日読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第2回 「第一部 Ⅲ」P45~P61 今回拝読したところで、主人公と元愛人のサラがどのようにして出逢ったのかがわかりました。 そして、サラから逢いたいとの連絡。 男と女の駆け引きが鮮明に描かれており、イラッとする反面既視感もあり、再び少しずつ心えぐられながら読み進めました。 期待をもてずにはいられない主人公、それをさらっとかわしつつ、主人公が理不尽とも思えるような願い事をするサラ。 既視感があるように感じるのは、自身に身に覚えがあるから。だからこそ心をえぐられます。 このえぐられ方は嫌いじゃない。 この作品を読み進めていくと、自分の中にあるわだかまりのような何かが見えてくるのではないかという希望までもってしまいそうになります。 



菜穂@mblaq_08252026年3月11日読み始めた本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第1回 P3~P44 第一部 ずっと気にはなっていたもののなかなか手を出せないでいたグレアム・グリーンの作品。 輪読会の課題本となり、やっと拝読する機会に恵まれました。 突如自分の元を去ってしまった愛人。 1年半後、愛人の夫と再会し他愛もない会話から、相談を受ける形になってしまった主人公。 要は元愛人(妻)の様子が怪しいと。 そこで探偵をつけようかと思ったが踏み出せずにいる夫。 それを聞いた主人公は元愛人にまた別の新しい男ができたのではと嫉妬します。そして、代わりに自分が探偵に依頼することとなりました。 これね、ただの危険な情事を描いた物語ではないということは、私も薄ら知っています。 そうなんだけど、なんだか気持ちが入っていかず輪読後に何度も一人で読み返してしまいました。 いや、気持ちが入っていかないのではなく気持ちが入りすぎてしんどかったんだということに気づきました。 出だしからこんな様子で私はこの先この物語とどう向き合えばいいのかわかりませんが…… 



辰@Chen_09291900年1月1日読み終わった小説キリスト教文学の不朽の名篇 神があの瞬間確かに存在していたから、死すべき人間の愛を永遠のものにしたのか。いや抑も、奇跡を目の当たりしても信じることが必要だ。それを奇跡として。 自分にはまだそれが出来ないんだ。 西洋倫理学史の中野先生にご紹介頂いた本
