図書館は生きている

25件の記録
- さくらゆ@skryuh_2025年9月20日読んだおすすめ「自分にとって当然の権利が誰かにとってそうではないなんてことがあってはいけない」 など、社会のこと、福祉のこと、人種や宗教、性別などのことにも触れながら、公共の施設の在り方についてたくさん語られていて、学ぶことが多かった。 旅先や他の地域の図書館に行くことも好きなのだけれど、筆者も旅先で必ず図書館に訪れているそうで、おすすめの世界の図書館一覧も掲載されている。見所満載の図書館情報は面白い。シャーロックホームズ愛好家がパトロンとなっているコナンドイルコレクションを所蔵しているなど、コアな図書館もあるらしい。楽器を借りれたり、楽器製作室がある図書館もあるらしい。羨ましい。 図書館の運営難は世界共通らしい。微々たる力しか持たないけれど、1番の支援は図書館を利用すること。子供の頃から気がつけば図書館な足が向いているような人間なので、図書館になくなられては困る。これからも図書館利用を続けるし、こういった図書館利用を推奨する書籍も広まってほしい。 「図書館を定期的に訪れる利用者は、書店にもよく行く人たち」 こちらにも大いに共感します。
- ましろ@massirona2025年9月12日読み終わった図書館へ行きたいという思いが疼き出すような本だった。自分と異なる他者を「読む」場所、共感を育てる空間としての公共図書館を知る。本の好循環を巡らせば頷くことしきりで、公共図書館を支えることの一端をこれからはもう少し意識してみたくなった。
- さつまいも@satumaimo2025年8月15日読み終わった私も今度から、旅先の目的地に図書館を加えてみよう。 図書館に延滞料がある国があるなんて知らなかった。延滞料を恐れて二度と本屋に行けない、なんてことがない日本の図書館に感謝しつつ、だからこそ、遅れずに返さないとな…
- つばめ@swallow32025年6月21日読み終わった読書が好きになったのは近くに図書館があったおかげで、この本を読むと今でも変わらずその図書館があり続けてくれていることをありがたく思った。 ただ蔵書されている本は年月とともに新しい本が増え、あまり読まれていない本は処分され、常に変化している。 自分で本が買えるようになって図書館を随分と長い間使わなくなってしまった。 最近もう買えなくなってしまった本が図書館にあることを知って久しぶりに図書館を利用するようになった。 最後に使ったのはかなり前なのに、貸出上限いっぱいまで本を借りてわくわくしながら家に帰っていた頃のことを鮮明に思い出せた。 やはり図書館は自分にとって大事な場所だなと思う。 楽器を貸し出してくれる図書館があるのは初めて知って驚いた。 この本を読むと旅行の時にその地域の図書館へ行き、どんな本が並び、どんな工夫がされているのか見てみたいと思える。 "心で読書する方法を学びなさい。読書三到と昔からいうでしょう?読書の三つの方法、つまり、目で読み、声に出して読み、心でも読むこと。" "地域の人々の関心とサポートがなければ図書館は消えてしまう。"
- ひつじ@mgmgsheep2025年3月19日読み終わったアメリカの公共図書館の話を中心に、社会における図書館の役割、特に社会福祉の場としての図書館について語られる内容が印象的だった。 理念や様々な思いのもと、市民のために働く司書さんたちには本当に頭が下がる。 単純かもしれないが、やっぱり図書館が好き!これからも大好きな図書館を大切にしていきたい、と思える本だった。