ポケットに名言を

11件の記録
- Mi.@coffee_no05112025年8月19日読み終わった借りてきた@ 自宅先日読んだ、藤田雅史さんという方が書かれた 「ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION」 にて紹介されていたこちらの本。 気になったので、図書館で借りてきました。 名言というものは、数多に存在するけど、 それが万人にとって琴線に触れるかどうかは まだ別の話だと思う。 多くの人に響いたとしても、 その人にとって響かなければ、 "名言"では無く、ただの"言葉"。 だけど、その"言葉"そのものの 面白さをとても感じた。 -言葉を友人に持とう- から始まる。 寺山修司さん自身の言葉では無く、 映画や小説、様々な人自身の言葉など、 あらゆる面での名言が収められています。 その中で 「幸福とは幸福をさがすこと」 という一節がありました。 人は誰しも幸福になりたいという想いが少なからずあるとは思っているけれど、 「幸福で無いこと=不幸である」 ということなのか。 この一節からすると 「"幸福をさがすことが幸福"ということは、 今の時点では不幸ということなのか?」 「ということは、一生幸福にはなれないのか?」 「けれど、さがすことが幸福ということは 今は幸福ということか…?」 と、考え出すとゲシュタルト崩壊的なことに なってしまうのでやめておきます。 何が言いたいかというと、 一つの"言葉"をとっても、一人ひとりの捉え方や 見方、またその組み合わせによって、 良い言葉にも悪い言葉にもなるのだなと 感じました。
- 帆@_honnomemo2025年7月4日読み終わった共感できる所、できない所色々あるけど、寺山修司の言葉が好き 寺山自身が集めた名言をつらつらと書き記した後に、 ーー「『名言』は誰かの書いた台詞であるが、すぐれた俳優は自分のことばを探し出すための出会いが、ドラマツルギーというものだということを知っているのである」 で締めくくるのが、くぅ、粋な文章だなぁと、誰かと語りたくなってしまうほどの愉快さ。
- atom@yomuyomuyomu2025年3月17日かつて読んだスルメ本。(長期間読めば読むほど味が出る、の意) 学生時代にブックオフにて108円買ったのが懐かしい。 各方面で寺山修司が気になった言葉たち(名言)がつらつらと載っている。 読んだ当初はなんのこっちゃ?と思ってた箇所も数年経って読んだら私自身の捉え方が変わっていて同じ本なのに見え方がほーんのちょこっとだけた変わる瞬間が面白い。 変わらない時もある。 人は滅多なことでは変化しないが、ほんのちょこっとは変化してるもんだなとしみじみ思う本。 おばあちゃんになっても読み続けたい。