栞と嘘の季節 〈図書委員〉シリーズ (集英社文庫)

26件の記録
雛森@hinamori2026年9月7日読み終わった借りたaudible小説オーディブル推理小説聞き終わった私が不自然に感じてイラついていた箇所のほとんどがストーリーを推し進めていく伏線だった。見事だなあ、まんまと乗せられてしまった。 「毒の花の栞」というのはロマンチックで、中高生女子の心を捉えるのもわかる気がする。ロマンに寄せた武器だから殺傷力はさほどでもないところもいい。 最初に見つかった栞が『薔薇の名前』下巻に挟まっていたというのもポイントが高い。この本を選んだ彼女はとてもセンスがいいと思う。(何故かを書くと『薔薇の名前』のネタバレになりそう) また、こんなことで警察が動くと思っているのも高校生らしくてある意味リアルなのかもしれない。 切り札を持っているんだと言いふらさずにはいられなかったメリーさんの気持ちを思うとやるせない。 最後まで読んで、瀬野さんの性格が悪いって、どこが? って思う。具体的なエピソードは、靴下を校則違反と言われその場で靴下をゴミ箱に叩き込んだことだけだった。これのどこが性格が悪いことの証明になるのだろう。男前なだけじゃないか。 瀬野さんは、美しくあることを強いられ、努力して美しくなり、その美しさゆえの理不尽にあい、周りの扱いに抗おうとした結果人を傷つけ、傷つけたことを自分のせいだと受け止めている。 この事件を追う理由といい、とにかく、ひたすら瀬野さんがかっこいい話だった。 (語り手とそのバディはやっぱり嫌い)
雛森@hinamori2026年9月6日読んでる借りたaudible小説オーディブル推理小説聞いてる第2章終わりまで。 堀川や松倉がどうしてこんなに腹立たしいんだろうと考えた。 おそらく、(あまり信用できない語り手であるにも関わらず)堀川が語り手だから、堀川の言動とバディである松倉の言動が真っ当であるかように話を持っていかれるからだ。 登場人物全員身勝手で、自分自身にしか誠実ではないのに。 警察に言うと言われても、どうぞご自由に、で構わなかったはずだ。 被害者は絶対に被害届を出さない。第三者が告発しても、被害者は事件性を否定するだろう。もし事件にしたら、被害者は卑劣な加害者となり、社会的に抹殺されるからだ。暴行事件(殺人未遂にあたるかもしれないが)の場合、被害届が出なければ警察は事件にしない。ましてや学校内のことだもの。 被害者が社会的に抹殺された方が良いのでは? という意見には、うん、まあ、そう……でも加害者が可哀想と思ってしまう。 真相を知りたい気持ちよりも、探偵役の言い草が気に入らなくて、「お蔵入りになればいいのに」とすら思わされた稀有な作品。 この作者の青春ミステリーって、イヤミス(私はあまり好きじゃなくてできるかぎり避けてる)まではいかないんだけど、ほんのり嫌な気持ちにさせられるものが多い。 でも続きを聞くよ。

雛森@hinamori2026年9月6日読んでる借りたaudible小説オーディブル推理小説聞いてる第2章の二。 盗られたから追いかけた、までは理解した。だからまあ、謝らせたのも、まあ、そうかなって思う。 言い方が偉そうかなとも思うけど、頼む方が下手に出ないといけないのは仕方がないし。 けどさ、は? って思うよ。 堀川は、本を返しに来た生徒の、学年はおろか背に高さも髪型も朧げで、それが男か女かさえ断言できないような状態なのに、あれは瀬野じゃなかったと言い切ったの? そんな曖昧な記憶で瀬野じゃなかったって断定するなんて、あまりにもいい加減すぎる。 トリカブトのことをなんで救急隊員に言わなかったって責めてるけど、医療従事者だって、その毒を摂取してるところを見ていたわけでもない素人の高校生に、生半可な知識で「トリカブトです」なんて言われたところで鵜呑みにするわけないじゃん。むしろ逆に先入観を持たせて危険だろう。大体素人が症状から推測できるくらいの毒、医療従事者ならわかるに違いないのに。 前作からこの二人があんまり好きじゃなかったんだけど、ほんと嫌いになりそう。 真相が気になるので聞き続けるけれども。
雛森@hinamori2026年9月6日読んでる借りたaudible小説オーディブル推理小説聞いてる第2章の1まで聞いた。 面白い小説は日常を書いているだけで面白いんだなあと思った。 ただ、たかがトリカブトの栞一つに、他の図書委員に嘘までついて、大事にしすぎだと思う。「これトリカブトなので気をつけて」と付箋でも貼って、普通の落とし物として扱えばいいだけだろう。トリカブトってケシとかと違って栽培可能で普通に花を楽しむ園芸植物なのだし。 それに、落とし物の詳細を言える相手にその栞を返すのがなぜ悪いのか。 堀川視点で見るから相手が持ち主でないと思うだけで、第三者なら、堀川が一瞬見ただけの後ろ姿より、堀川たちの気づかなかった栞の特徴まで言える瀬野の方を普通信じるはずだ。 高校生女子を高校生男子が二人で追いかけまわし、結果女子が転んで泥だらけになってもさほど気にもしない。ひどく転び追跡者の堀川たちと対峙してなお堂々としている瀬野を、むしろかっこいいとさえ思った。 その上、堀川も松倉も、栞が燃やされたことで冤罪を被った一年生が寝込んだと知っても、当事者である自分らに類が及ばないかしか気にしない。二人が追いかけなければ瀬野はもっと人目につかないところで栞を処分したかもしれないのに。 二人の身勝手さというか、こだわりと無関心の差が大きすぎて、「は? なんなんこの子ら」という気持ちになる。それがまた全く正当な行為として描かれるならば、不快でしかない。 ま、ミステリの仕掛けなんだろうとメタ的に受け取っておく。
こしば@ko_shiba_88r2026年6月27日読み終わった前作読み終わったので続けて読了 本の話題は変わらずですが誰も彼も嘘ばかりというか本当の事は言っていないというか 友情と嘘の物語だな〜と思いつつ読んでいました 名前だけ出てきてた瀬野さんがこういう掘り下げになるとはね ピアノの発表会の部分で悲しくなってしまいますね…… きれいだから得したねって親が言うのはあんまりだよ 植田くんは大丈夫だろうか、美味しいものでも食べてほしい


小鳥@kotori____journal2025年12月1日読み終わった寝る前に毎日少しずつ読んでいて、続きが気になる、面白い小説であった。米澤穂信さんのミステリはダークかと思っていたが、今回のはコミカルな軽いタッチで非常に読みやすかった。図書委員シリーズ、もう一冊の方も読みたい。





hiroko@hiro__ys2025年7月31日読み終わった面白かった〜〜〜😭図書委員シリーズ好きすぎる😭すぐ近くにいる人のことさえ知っているようでまるで知らないことが多い、という点を丁寧に爽やかに。









