人新世の「資本論」
39件の記録
hina@hina13f2026年2月12日読み終わった「資本主義がすでにこれほど発展しているのに、先進国で暮らす大多数の人々が依然として「貧しい」のは、おかしくないだろうか」 利潤獲得のみを求める「惨事便乗型資本主義」ってまったくその通り! グローバル・サウスに負担を転嫁して続ける帝国的生活様式は近く破綻するだろう。 相互扶助と自治に基づいた「脱成長」の「コミュニズム」を提言する本。



み@marxist2026年1月26日読み終わった太陽光パネルの生産も結局のところ環境破壊を外部に転嫁してるわけで脱成長コミュニズムにおいても積極的にそういうエネルギーを使うのは避けたほうがいいのでは… あと開放的技術と閉鎖的技術って概念について、原子力は後者とされてるけど、もし全国民に原子力とは何か学ばせたとしたらそれは前者にならない?区別として恣意的だと思う…これしか読んでないからこの解釈があってるかわからんけど…
しらすアイス@shirasu_aisu2026年1月13日読み終わった面白かった。資本主義&新自由主義への抵抗の方法や考え方をいろいろ知りたいと思っているから、脱成長コミュニズムについても学べて良かった。 母が生活協同組合であれこれ活動してるのはそういうことだったのか!という発見もあった。 ただ、前半の現状批判パートは、結論ありきで話が進んでしまって論証があまり丁寧でなかったり、説明が省略されているように感じる部分もあった。
由々@kk_23292025年12月25日まだ読んでる読書日記抜粋@ 自宅p.107-122 --- "資本主義とは、価値増殖と資本蓄積のために、さらなる市場を絶えず開拓していくシステムである。"(p.117) ---

ノエタロス@Di_Noel022025年6月7日読み終わった”斎藤幸平さんといえば……“の一冊(たぶん)。 日本を含めた“先進国”社会に蔓延る、資本主義システム。それが自国の低所得者や社会的立場の弱い人々だけでなく、グローバル・サウスの国々、さらには地球全体からも搾取し続け、窮地に追い込んでいるんだと思うと恐ろしくなる。 キーワードとなる「コモン」は、土地や水、食料などをはじめ、人類全員にとっての共有物を指す。誰のものと決まっていたわけではなく、そこに住む人々みんなが使えるものだった。 けれど資本家たちがコモンを解体し、土地も水も食料も搾取し、それらに値段や「価値」がつけられたことで、お金を払わないと手の届かない代物へと変わってしまった。本来はみんなで共有して使うものだったのに。 そして資本主義の世界では、経済成長すればするほど、「成長」という言葉とは裏腹に、環境破壊が進んでいく。新しい商品が出るたびに化石燃料やら石油やらレアメタルなどの採掘・消費も進んでいく。とどまることを知らない資本主義は、地球が悲鳴を上げている今この瞬間も、地球から資源を巻き上げ続けている。 そんな悪化の一途を辿る現状を食い止めるためには、脱成長コミュニズムが鍵となる。 コモンが解体され、一部の資本家や権力者だけがそれらを独占して利益を得る構造そのものを変えないといけない。脱成長コミュニズムでは、自然の循環に合わせながら、コモンを労働者や市民たちの手で自治管理して、お互いを助け合っていくことを目指す。 地球の限りある資源を使い果たしてしまう資本主義とは決別し、世界全体がコモンを取り戻すことこそ、人類のために本当に必要なことだと思う。 そのための行動のヒントが、この本にはぎゅっと詰まっている。何度でも再読したい一冊。
- 真魚@ms_mn2025年6月4日読み終わった・わりとピュアにネガティヴ・エミッション・テクノロジーやジオエンジニアリングを信じていたので、「先進国を優先して外部を犠牲にする、民主主義を否定する閉鎖的技術」とかなり批判的に記載されていたことがショッキングでした。 ・これまで存在していた労働、過剰生産、人権、格差、オーバーツーリズムや貿易といったイシューをシングルではなく大きく結ぶのが環境問題である、という提案は納得感あり。 ・協同組合によってエッセンシャル・ワークの地位や労働環境が改善できるという論は実践に値すると思う。ただ労働組合が有形無実となっている現代においては既存の組織の拡張よりも新しい枠組みのほうが効果が出る可能性もありそう。 ・現実にコモンが拡張した際に本当に国家の介入なして市民が管理できるか、また当該市民団体が権威化せずにすむのかは要検討な主張だと思う。 ・あとがきの「3.5%の人が行動すれば社会変容は可能だという説がある、あなたも3.5%になろう」という呼びかけは希望が持てた。

エディアカラの楽園@As_if_in_a_dream2025年6月3日読み終わった斎藤氏の「脱成長コミュニズム」とは何か、というフレームワークとその主張に至った経緯を哲学的アナロジーを用いて簡潔に説明をしている本です。 彼なりのマルクスの再解釈が散りばめられており、独創的で面白い解釈も多い印象です。 全般的にべき論が抽象性の高い高次な印象があり、アカデミズムが廃れた日本ではイマイチ受けが良くないかもしれませんね。


















