キルプの軍団

6件の記録
- 夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだおーちゃんは忠叔父さんを第二の父親のように慕い、ディケンズなど小説の事を共有しながら関わりたかったのだろう。 百恵さんや原さんたちは、そんな忠叔父さんに付随する忠叔父さんの気にかける大切な人。 だから余計に、おーちゃんは映画基地にのめり込んだと思う。 そして忠叔父さんがいなくても、一人前になった気分で映画基地に通っていたからこそ、タローちゃんの事件が起きても 警察権力としての叔父さんを行かせるのを渋ったのだろう。
- うみぶどう@umibudou2024年3月15日読み終わったかつて読んだ高校生の主人公が叔父と共にディケンズの『骨董屋』を原文で読み進めていく中で様々な出来事に遭遇する話。大江作品にしては平易な文体で読みやすい。叔父が魅力的で読書面でも人生面でも主人公を導いてくれる。しみじみと良い小説読んだなぁと思わせてくれる一冊