独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」
20件の記録
- ホタテ@honwoyomuhotate2025年10月23日読み終わった先が読めない時代に、どう思考し、どう動くべきかを自ら考える思考法を鍛えるための指南書と思い読み始めましたが、単なるテクニックで終わらず筆者の哲学研究者としての背景も加味されており、読み応えありました。 ここ数年、特にトレンドが変わる速度も速いため、誰かに教わる間もなく自分で考え試すことが求められることが増えており、自分の思考のスキルアップが必要と感じる場面も増えました。 第1章では本を読んで自分のロジックを組み上げるところまで、第2章では自分のロジックをブラッシュアップしたり他者と擦り合わせる方法について学べました。 読み終わり、普段の会話やSNS等で物知りおじさんは沢山いるんだけど、つまらないなと感じることが多いのは、要約力で止まってる人が多いからなのかもなと思いました。 ご親切に、突然講釈してくる方は多いのですが、で?それで?と思うことが多いのです。 講釈は素晴らしいですが、じゃ、それで?となると今度は押しつけと決め付けの雑な結論になり、そして、対話が出来ないのです。私の話は勝手に決め付けで聞くので、こちらが花を持たせて終わることが多いのです。 なるほどなと思いました。 あの人たちに足りてない部分はここなんだなと。 それが分かると、対処方法も変わってきますね。 そして、自分の普段の思考法、コミュニケーションについてもブラッシュアップする良い機会になりました。 チャリタブルリーディングは、仕事で議論を深める時に使えるなと思いました。 小手先や流行りのテクニックではなく長く色んな場面で使える技術を知ることが出来、すぐに実践できるのでありがたい本でした。

たかむら@ryotakamura04272025年10月22日読み終わった小池陽慈先生の『小池のたった7時間で小論文』で紹介されていた本です。対話的思考におけるチャリタブル・リーディングって本当に大切だなとつくづく思います。論破の問題、議論が噛み合わない問題などを見ていると、対話とは何かという点をまずは共有する環境の必要性を感じます。学校での探究導入のポイントも詰まっているので、改めてじっくり読み進め実践につなげたいです。

とーひろ@kajihirorz13162025年10月16日読み終わった「独学」について即効性のある何かを知りたいと思う人には向かないと思う。他者との対話の中で育む思考法の解説。その過程が「独学」なのかなと思う。 ・読書は他者の思考をなぞること。知識の収集ではなく、そこから問いを立て、思索することが知性。 ・問いは議論を進展させるための問い。「そもそも」「このパターンは?」 ・チャリタブル・リーディング:あなたの仮説が正しいとして、ここはどうなる?という問い







