ふくわらい

ふくわらい
ふくわらい
西加奈子
朝日新聞出版
2015年9月7日
11件の記録
  • miran
    miran
    @miran
    2025年6月29日
    大学生の頃、バイト先に、とても仲の良い同期がいた。私は彼女が大好きだった。そして、憎んでいた。それはとても些細なことだ。彼女は、一緒にあてとても心地よい、的を得たツッコミが心地よい。彼女は自分の話をしない人だった。特に、現在の恋事情について一切話さなかった。こんなにも毎日一緒にいるのに、なんで、話してくれないんだろう。私は彼女を妬み恨みさえした。心底大好きだった。今、私と話している、そのあなたが私にとって、あなたの全てで。あなたが生まれてこれまで経験した蓄積された上澄みに、今、私と、会話しているあなたがいる。だから、私の目の前にいるあなたは、あなたのすべてなのだ。これは奇跡だ。
  • あんこちゃん
    あんこちゃん
    @anko
    2025年6月24日
  • ふーーー。このラストシーン、すごいなあ。小説を読むと「もしこれを原作として実写化するとしたら?」っていう思考になってしまうのだが、この作品は……難しいだろうな……
  • 半ば狂的に「ふくわらい」に執着する定の言動を追ってたら、やたらとふくわらいしたくなってきた
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月21日
  • 第1回河合隼雄物語賞受賞作。 「ふくわらい」が象徴する、バラバラで断片的なもの、集まって意味をなすもの、偶然性。見えないものを見る。再構成する。 他人の顔のパーツしか見てこなかった主人公が、それが体の一部であること、生きていること、そして愛や感情を知っていく。 人との関わりあいや生きる喜びをこんなふうに表現できるなんてすごい。
  • ひよぞう
    @hiyozou
    2025年3月20日
  • 水
    @en_sui_
    2025年3月15日
  • 第1回河合隼雄物語賞受賞作ということで気になり読み始めた。まだ序盤だけど続きを読むのが楽しみ。
  • core_
    core_
    @core_
    2025年1月25日
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