月まで三キロ(新潮文庫)

月まで三キロ(新潮文庫)
月まで三キロ(新潮文庫)
伊与原新
新潮社
2021年6月24日
37件の記録
  • 前回読んだ『八月の銀の雪』に引き続き相変わらずジオジオしくて(?)爽やかな短編集。地球科学系出身の私はウキウキしながら気持ちよく読み切ることができた。短編集読んでいると途中で飽きてしまうことも多いのだけれど、伊与原作品はそんなことが全くなくて、本当に読んでいて「楽しい」「面白い」と思う作品がとても多い。「天王寺ハイエイタス」とか、私がもろに専門にしていた古気候学がテーマになっていて胸が熱くなった。地球科学をはじめとした科学の魅力が物語を展開する鍵となっていて、読んでいて「そう!そうなんだよ!そこがいいんだよぉ!」みたいな気持ちになる。  その中でも印象的な言葉もあった。特に「アンモナイトの探し方」で出てきた、「わかるための鍵は常に、わからないことの中にある。その鍵を見つけるためには、まず、何がわからないかを知らなければならない。つまり、わかるとわからないを、きちんとわけるんだ。」という言葉は、大学院時代に指導教員からよく同じようなことを言われていた。当時は研究を進める中で言われた言葉だけれど、仕事をする中でも、同じことは言えて今でも大切にしている考えである。  最後の「山を刻む」の主人公の決断は、展開としては突飛な気もしたけど、それ以上に鬱屈とした気持ちが吹っ切れた爽やかさを感じた。  小難しいこと考えずに爽やかで面白く、気軽に読める短編をお求めの方、是非是非。
  • 酸菜魚
    酸菜魚
    @suancaiyu
    2026年2月1日
  • noa
    noa
    @noa3373
    2026年1月29日
    月。雪。化石。地層。素粒子。火山。 科学に対しての言葉が、人をほどいて動かしていく。語る人と聞く人の寄り添い過ぎない関係性も良かった。 特に「星六花」と「エイリアンの食堂」が心に残る。 「水素、ここにもある?」 いつか、何かに触れようと、空を見上げる自分を想像した。 世界はとても広く、人がその中心ではないこと。そして、誰もが宇宙の微粒に還り、循環されていくことに、何だか安心し楽になった。
  • ケイ
    @keiy2211
    2026年1月22日
  • むぎ
    むぎ
    @Mugi97315
    2026年1月15日
  • 四季折
    @sikiori-05
    2026年1月15日
  • co
    co
    @hachimitsu2615
    2026年1月13日
  • やほ
    やほ
    @samishikunaiyo-
    2026年1月9日
    中学生の頃とかに読んでたら、もうちょっと理科とか好きになれていたと思う、そんな本でした エイリアンの食堂すごく好きだなあ
  • つきこ
    @tsuki212
    2026年1月7日
    まだ1編目を読んでるところ。苦しい😭
  • shiori
    shiori
    @shiori_417
    2026年1月6日
    私の読書傾向からチャッピーにおすすめしてもらって購入。
  • super beaverを添えて
  • 伊北郁
    伊北郁
    @Kaoru_1kita
    2025年12月30日
  • ちぃ
    @shi_0915
    2025年10月5日
    表紙とタイトルに惹かれて買った。 月とか星とか、天文にまつわるお話かなー?と思っていたら理系っぽいテーマのフィクション短編集でびっくりしていたら、作者の方が完全なる理系畑の方だった…とはいえ、ゴチゴチ文系の私でもスッと読める物語だった。 印象的だったのは「エイリアンの食堂」。 まさしくめちゃ理系で、正直意味わからん専門用語もあって、それでもなんか、ちゃんと読めた。内容とか、プレアさんの伝えたいことがちゃんと入ってくるから不思議。 詳しいことはよくわかんないけど、でもなんか、ほっとした。なんか、ロマンがたくさんあるなーって思った。 こうやって感想綴るのが久しぶりすぎて全然上手く言葉にならないなぁ。。。 読書の秋、今月はたくさん読みたい!
  • Kae
    @kae26
    2025年9月23日
  • Kae
    @kae26
    2025年9月22日
  • Kae
    @kae26
    2025年9月15日
  • .
    .
    @azzurro
    2025年9月1日
    伊与原さんの本は「オオルリ流星群」についで2冊目。 直感で買ったので読んでみて知ったけど短編集だった。 著者の作品に出てくる科学者のような大人に出会える子供時代だと人生が変わるだろうなと思う。 「アンモナイトの探し方」と「天王寺ハイエイタス」が個人的には好き。「エイリアンの食堂」は後半の水素の話のところがロマンに溢れてて最高。
  • はっしー
    はっしー
    @hassi_45
    2025年7月12日
  • すい
    すい
    @suu_ame
    2025年6月16日
    少し悲しくて、あたたかくなるような、綺麗な物語が素敵だった。
  • すい
    すい
    @suu_ame
    2025年6月10日
    ずっとLINEのやりとりだけ続けている友人が勧めてくれて、読み始めたら柔らかで素敵な物語をするすると読むことができて、すごく良い
  • ウシミツ
    ウシミツ
    @lune7
    2025年5月26日
    「水素、ここにもある?」がよかった 理系の学問はこんなふうに人に希望を与えることができるんだなあと感じて
  • touno
    touno
    @to_u__no___
    2025年5月4日
  • 日曜の猫
    日曜の猫
    @po-muku
    2025年5月4日
  • oto
    oto
    @sakana__books
    2025年5月3日
    『藍を継ぐ海』を読んで気になっていた作品。 人の生きにくさや痛みを地球や宇宙の話と絡めながら描く、人間ドラマであり、ミステリーのようでもあり、もはや唯一無二なジャンルの短編集。 天文や火山、天候などの専門的な言葉も出てくるけど、こじつけ感も押し付け感もなく、すんなりと溶け込み物語のアクセントになっているのが不思議。 地球や宇宙という大きな存在に夜のような静けさと神秘を感じ、読むと心が凪いでいくような優しさを感じた。 「エイリアンの食堂」と「山を砕く」が特に好きでした。
    月まで三キロ(新潮文庫)
  • はななん
    @hana_nann
    2025年3月29日
    初めて読んだ作家さん。読みやすいのに思いもよらないところに連れて行かれるのが良いです。 他の作品も読んでみたいです。
  • sei
    sei
    @seist
    2025年3月16日
  • べしょべしょに泣いてしまった。くだらないプライドや見栄なんて皆持っているのに、その中に生活がままならなくなる人がいるのはなんでだろうと思った。表題作がいちばん好きです
  • oto
    oto
    @sakana__books
    2025年3月10日
  • N
    N
    @r_is_for_read
    2025年3月10日
  • 灯翠
    灯翠
    @gade_zephyr
    2025年2月25日
    科学の知が詰まっていて、だけどその知識が少しも押し付けがましくない。読みやすくて、あたたかくて、素敵な作品。お隣さんのあの人もこの小説に出てくる人みたいな人生をしてるのかもしれない。という温度感が心地良い。
  • mimosa.
    mimosa.
    @cozy_polepole
    2025年2月13日
    「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」 内容紹介に惹かれて読んだ本。月、素粒子、雪……自然科学の知識を取り入れつつ、各話の登場人物の心情にたとえるという表現が、情景をイメージしやすくてスルスルと読み進められた。どのお話もかなりリアルな悩みや苦しみを抱えている人々がいて、気付いたら泣いてしまっていた…。温かくもあり、ちくりと痛くもなる素敵な作品が詰まった短編集。 表題作はもちろんだけど、個人的に「エイリアンの食堂」が一番好きな話だったなあ。
  • ma
    ma
    @maaarbleee
    2025年1月10日
    天文や地学の要素が入っているけど、短編で読みやすい。特に最初の「月まで三キロ」は、タクシー運転手の計らいに涙が出た。あと、「アンモナイトの探し方」も少年とおじいさんのやりとりが良かった! 伊与原先生はとても好きな作家さんです。
  • 流々
    @kread
    2024年12月31日
  • アサ
    アサ
    @atar0122
    1900年1月1日
    乗り越えられない悲しみというのが、この世にはあるんですねえ
  • 海苔
    @oden_115
    1900年1月1日
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