カッコーの歌
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パン·オ·ショコラ@mw11222026年4月22日買った読み終わった英国幻想文学大賞ファンタジー長編部門賞受賞作品。カーネギー賞最終候補作。 「あと七日」少女トリスの耳元で囁かれる言葉。昨日池に落ちて記憶を失くしたらしいトリスは、少しずつ父、母、そして妹ペンのことを思い出す。そして、破り取られた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。わたしに何が起きているのー? 面白かった。ファンタジーにサスペンスものが絡み合い、読み進めるほどに引き込まれた。情緒あふれる文章が魅力的で、キャラクターも頭の中で動いたり表情を想像したりして楽しい。何物でもないトリスが、わたしになれるのか?あらゆる方向性を考えていたけれど、ラストも良かった。 『あたしからーある怪物からもうひとりの怪物にいわせてもらうと、人から怪物だといわれたからって、ほんとうにそうだというわけじゃないってこと。 "32 告白"より』







たけすか@takesuka2025年3月7日かつて読んだ読み終えたあと、抱きしめたくなる本はそう多くはないと思うのですが、これはそういう稀有な本でした。自分はこういうお話がいっとう好きなんだってことを思い出した。気味の悪い絵本のような序盤から、嵐のように物語が駆け出して、最後はこのダークな表紙からは想像も出来ないような爽快で誇らしい読後感が待っています。特に寒い朝の描写と、優しさが滲んでしまっている毛布の描写がすき。









