殺人出産 (講談社文庫)

69件の記録
びーどろ@ruru__2026年4月7日読み終わったたぶん初めましての村田沙耶香さん。 生とは、性とは、正しさとは。 考えさせられる作品でした。 表題作品+3篇。 表題作品が強烈で面白かったです。 この正しさが100年後の未来には変わっているかもしれない。 他の村田さん作品ももっと読みたいと思いました☺︎ 〜 𖤐˒˒


はるき ⚠︎ネタバレ有⚠︎@reads_hrk2026年3月31日読み終わった作者の頭の中、どうなってるんだ。 わたしたちの日常では忌避する行為や言葉がナチュラルに「感謝すべきもの」や「当たり前のこと」として扱われていて、今生きている現実とのギャップに、モゴモゴと咀嚼も出来ないまま口に残る。 そのまま残るかと思いきや、読み易い文体が手伝い、さらさらと勝手に砕けて喉奥に進んでしまう。 半ば強制的に嚥下した物語たちは、案の定、消化不良のまま胃の中で溶かされるのを待っている…。 ずっと違和感があるのに、無味無臭な気もする。 倫理観的に確実におかしいのに、どこか分岐を違えたらそういう世界に繋がるのかもと思ってしまう。 わたしは、この物語の設定に「無理がある」と薄気味悪さを感じる世界で生きていたい。

ゆずぽんず@made_in_umaji2026年3月29日読み終わった「殺人出産」を読み終えて、、、 社会における正義や倫理観はグラデーションのように移り変わっていき、新しいその価値観に順応できる者たちが後のマジョリティになっていくのだと。それを主人公である「育子」と、物語のなかでは前時代的価値観をもつ「早紀子」、産み人であり時代が殺人衝動に追いついたとも言える「環」そして、この時代をつくりゆく若者の代表として主人公の姪である「ミサキ」、この4人の登場人物が上手くそのグラデーションを表しているなと思いました。 「コンビニ人間」「殺人出産」、2つの村田沙耶香さんの作品を通して感じたこと、、、 この作家は現在多数派な倫理観や正義は本当に正しいのか?という点で小説という媒体を通して思考実験をしているんだなと。 それに加えて、ただ一つを「正しい」と盲信する事はいかに「狂気」と隣り合わせであるかというのも示している。 一つの視点や「正しい」と思われる点だけではなく、多角的な視点を持ち、時には現在では「悪・間違っている」とされるような点からも考える必要性を問いているなと感じました。



Soy@soyneko2026年3月16日読み終わった生と死と性をテーマにした4つの短編集 殺人出産|トリプル|清潔な結婚|余命 表題作『殺人出産』は10人出産すると1人殺せるとんでもシステムで衝撃的だった。 これが本当の異次元の少子化対策?フィクションだから楽しめる奇妙なお話でどれも常識をぶち壊す作者らしい世界観。 ギリギリありそうなディストピアがクセになる。
めつぎほたる@hotaru08212026年1月22日読み終わった村田沙耶香節が効いていて、びっくりするくらい変な世界なのに、それが当たり前の日常の延長線上にあるようで不気味だった。あと、異常なくらい読みやすい。するすると読める、この滑らかな筆致はなんだろうか。


ピカリ@uyghutfhirdgu2025年12月27日「大きな鳥にさらわれないよう」を読んだ後にこの本。偶然だがどちらも現代からは想像できないような未来の話。 村田沙耶香を初めて読んだ。一気に読めた。何だろう。今すぐに消化出来ない、どう解釈しようか考えてみたい。


才桃きいろ@kiirosaito2025年11月7日読み終わった十人産んだら一人殺せる社会のお話。表題作はもちろん、三人の交際が流行する『トリプル』、恋愛感情のない夫婦の『清潔な結婚』、医療が発達し死がなくなった『余命』。生と死、性行為に対しても思わず自分の常識を疑ってしまうような物語。



ひもえ@pimoe3_kashikodori2025年8月10日読み終わったKindle Unlimited価値観も倫理観もひっくり返ったディストピア。 数十年前の人たちからすれば私たちが生きてる現代もじゅうぶんディストピアかも、と思った。


夏しい子@natusiiko2025年4月12日かつて読んだ10人子どもを産むまで待ったのに、意識の無い相手を殺して産み人は満足できるのだろうか? 村田さんは「普通じゃない人」の味方のような感じがいつもしてなんだかホッとする。 タダイマトビラよりは個人的には面白かったし興味深かった。 トリプルはもう少し読みたかったな。 トリプルのキスをしてみたくなる。 清潔な結婚は途中は良かったんだけど最後がよく分からなかった。 余命は短い中に奇抜さを入れながら上手くまとまっていて面白かった。
あさみ@asami01052025年3月24日とことん現代の常識を覆すような話ばかりでめちゃくちゃ面白かった 「コンビニ人間」と一緒で主人公が淡々としていて、最後までブレないのがよい 表題作はかなり衝撃的で、殺意だけを原動力に…というのは個人的には理解不能な感覚だったので、あまりそうなっていく世界を想像できないが ほかはまあまあ共感できた
あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年3月24日読み終わった10人出産すれば、1人殺せる。「殺人出産システム」が制度化された近未来。私たちの日常から微妙にずれた世界で、物語は淡々と進む。殺すことは悪か、3人のセックスは狂気か。正常と異常の間を彷徨うように読み終えた。 村田沙耶香作品に共通するのは、どんなに残酷で救いがたい物語にも、なぜか強烈な癒しを感じること。 「正常」な世界にどこか馴染みがたく生きる私には、不思議と琴線にふれる短編集だった。

- 通路側の女A@sssssaysk2018年8月19日読み終わった表題作と三篇の短編。 それぞれ異なる内容だけど、どれも性、もしくは死がテーマになっている。 表題作の殺人出産は、産み人に選ばれた死に人目線で考えると恐ろしくて仕方なかった。 犯罪者は強制的に男女問わず死ぬまで産み人になるのは斬新な刑罰だと思う。少子化の現代では「もしかしたら有りなのでは?」と感じてしまうのが怖いところ。 短編の中では短い話だけれど、「余命」がいちばん印象的だった。





























































