ボクの音楽武者修行
8件の記録
miki@mikis2025年11月14日読み終わった興味あることは、 どこであろうと、何をさしおいても全力でぶつかり、全力で切り拓いていく。 そして天才は見出される。 「世界のオザワ」に駆け上がっていく道中を、 20代のオザワに伴走させてもらった気分。 気づけばすっかり魅了されている人、 そんな人なんだろうな。 これから何かを成し遂げようとする人、必読。






- MA Books@ma-books-2025042025年5月23日感想1959年の留学、しかもスクーターを持って。元気だった時代にあっても、その更に上を行く著者。挑戦をためらう若い人に手にして欲しい本です。 今の自分と同年齢の著者に40年ほど前に会いました。その時もこの本の中の若者同様、エネルギーに溢れていました。出会った中で最大のパワーを持った方かも。その指揮ぶりも忘れません





pamo@pamo2025年3月17日読み終わった感想世界的指揮者、小澤征爾さんの若い頃の回顧録エッセイ。 「西洋音楽を奏でるなら現地を知らねば」とバイク一台を船に乗せて旅立ち、フランス、ドイツ、アメリカなど渡りながら著名な楽団、演奏家、指揮者と出会い、世界にその名を知らしめていく…。その時代の熱気と、若き小澤さんのエネルギーに当てられて、眩しくもグッとみぞおちのあたりが引き締まる。 四苦八苦のバイク旅行記…かと思いきや、あまりにも早く才能が花開いていて、ああ、本当の、本物の「天才」ってのはこういう感じなんだなぁ…とただただひれ伏す思い。 携帯電話のない時代、滞在先から家族に宛てた手紙や贈り物、本書の原稿のやり取りも赤裸々に描かれていて、家族というものの温もりや親密な距離感に心が洗われる。LINEでいつでも気軽に連絡が取れるようになった時代だけど、届くのに数週間かかる国際郵便だからこそしたためることができる温かい言葉もあるんじゃないかなぁ。





