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miki
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@mikis
  • 2025年12月31日
    続きと始まり
    続きと始まり
    別々の場所で暮らす男女3人の日常。 「どうすればよかったのかわかるのは、 いつもそれが過ぎたあとだよね」 「言ってしまったことは消せへんよね」 「いつまでかわからへんまま続けなあかんって、 すごいしんどいことやね」 「だいたい、始めた人は片づけへんもんね」 今という時間も、いつかの続きで、続きの始まり。終わりの始まりであり、始まりの続き。 現在は10年後から見れば10年前で、 30年前から見れば30年後。 柴崎さんの丁寧な優しい文章で 自分の存在と、自分の位置を感じられる 読み納めにふさわしい本だった。
  • 2025年12月28日
    なぜ日本文学は英米で人気があるのか
    玉谷晶の『ババヤガの夜』がダガー賞翻訳部門受賞のときはへぇぐらいに思っていたが、作品の素晴らしさもさることながら、それを押し上げた世界文学の潮流をわかりやすく解説してくれている。 日本語というマイナー言語で生きる私たちにとって翻訳文学はごく身近なものだが、 「大きな言語が小さな言語を翻訳するということ」 そこには越えなければならない壁が多くあることを教えてくれる。 世界中にはもっと多様な声と視点がある。 ますます翻訳文学が読みたくなる。
  • 2025年12月28日
    きみはメタルギアソリッド5:ファントムペインをプレイする
    ゲームと現実の境界線があいまいになっていく標題作。 部屋の中で戦争ゲームをするその外では現実の紛争が絶えないという不気味さ。 政治、宗教、紛争…が人生を決定づける世界が同じ世界にあるということ。 選択できる世界にいるからこそ 誠実に選択していきたい。 イーユン・リーのお弟子さんと聞き気軽に手に取ったが、考えさせられる事の多い一冊だった。
  • 2025年12月20日
    幸福の遺伝子
    幸福の遺伝子
    本とおいしいコーヒー。 いい時間。
  • 2025年12月20日
    掌の小説
    掌の小説
    百遍を超える掌編小説集。 ほんの二、三ページの作品の中にこんなにも世界を作れるのかと。 人生に起こる出来事や日常、その日常からふっと離れて作り出す世界、こんな多様な視点で生きられるってどんな感覚なんだろう。 2025.1.2
  • 2025年12月12日
    信じる勇気が湧いてくる本
    「信じる力」のエンパワーメント。
  • 2025年12月9日
    赤いモレスキンの女
    赤いモレスキンの女
    パリの書店主と赤いモレスキンの手帳の女。 2人を結ぶ本。 「大人のためのおとぎ話」とあるが、まさにその通りの素敵な世界に連れて行ってくれるお話。 ローランの引き際。切なさと誠実さと思慮深さのこもった引き際。 私なら何か手掛かりを残してしまうだろうな。 パリの街角ではこんな素敵なドラマが起こりまくってるのか? 来年のモレスキン手帳買いに行こ。
  • 2025年12月2日
    珈琲とエクレアと詩人
    詩人北村太郎との出会いから別れまで。 北村太郎さんという人は、なんて美しくて、やさしくて、淋しい人なんだろうと思う。 同じ著者が田村和子さんを書いた『いちべついらい』と併せて読むと、 当たり前だが、物事を一方向から見てはいけない、どんな出来事にも光と影、表と裏があるということを忘れてはいけないと思わされる。 影にも裏にも思いを馳せられる人間でありたい。
  • 2025年11月29日
    帰れない探偵
    帰れない探偵
    自分の事務所の場所がわからなくなり、帰ることができなくなった探偵の話。 探偵は謎を追いながらも、自らは帰る場所を見失い、よすがを失っていく。  確かなものがわかりにくいこの時代、 人が生きていく上で「帰る場所」があることはどれだけ奇跡的なことか。
  • 2025年11月27日
    女神 改版
    女神 改版
    怖さと美しさと狂気の十一遍。 「えっ」と、本を閉じてもしばらく頭から離れず何とも言えない余韻を残すラストの作品が多い。 表題の『女神』。 男のエゴイズム、執着、見栄、我儘、狂気…を見た気がした。
  • 2025年11月24日
    建築と利他
    建築と利他
    建築家の堀部安嗣さんの考え方がとても素敵。 家というのは安全な場所の象徴。 住まいや建築を作る上で、土地を選ぶということが非常に大事だということ。 そのとき頼りにするのが「座りがいい」か。 馴染めるか、馴染めないか。 そんな野生の思考が不可欠だと。 科学や工学の知識の裏付けがあればこその説得力。 問題は全てクリアしているのに、理論上は全て完璧なのに、なぜか気が乗らないときってある。 「座りがいい」 大切にしたい。
  • 2025年11月24日
    土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技
    先日、地元に帰り、左官のお手伝いをした。 もちろん初めて。 土を混ぜて壁に塗り、乾くのを待つ。 「そこは山の水の抜け道やから埋めたらあかん」 「今日の朝焼けきれいだったなぁ」 「うちの農園で採れたいちごジャム持って帰りー」 「今度魚持ってきますね」 「明日霧が晴れる頃に迎え行くわ」 そんなみんなの会話がとても心地良かった。 そんな心地良さの中、大阪に帰ってきて都会の生活に忙殺される前にと手に取った一冊。 無理矢理押さえ込むという現代土木の発想に対し、古来の土木の考え方は、自然の力を助け、自律させ、安定させる。 自然の中で暮らす人間は自然に勝とうなんて思わない。 「生かし合う」暮らし方の中にいる。 その心地良さだったんだ。
    土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技
  • 2025年11月17日
    新しい恋愛
    新しい恋愛
    自分が好きだと思った人の、 仕事についての他者評価を耳にして、こいつダメな奴かもしれないとほんのり好きが削られていくのわかる。
  • 2025年11月14日
    ボクの音楽武者修行
    興味あることは、 どこであろうと、何をさしおいても全力でぶつかり、全力で切り拓いていく。 そして天才は見出される。 「世界のオザワ」に駆け上がっていく道中を、 20代のオザワに伴走させてもらった気分。 気づけばすっかり魅了されている人、 そんな人なんだろうな。 これから何かを成し遂げようとする人、必読。
  • 2025年11月10日
    かわいい夫
    かわいい夫
    「私の夫はかわいい。 それで、エッセイを書くことにした。」 から始まるこの本。 いわゆる結婚とは、みたいな本じゃなく、大事な人との向き合い方を瞑る。 夫の良さは「勝ち負けのない世界を作れる」ということ。 私は夫を、「生き抜くためのパートナー」として捉えていない。大事な人として純粋に関係を築きたい人。 そうやって何事も真っ直ぐ見ようとする山崎さんの文章が好き。 世の中には素敵な夫婦が多すぎる。
  • 2025年11月7日
    朝と夕
    朝と夕
    幸せな最期とはこういうことをいうんだと思う。 ノルウェーの作家だからか読んでる間ずっと雪の日が浮かんだ。 寒い冬の朝、静かに読みたい一冊。 出会えてよかった一冊。
  • 2025年11月4日
    幽霊たち
    幽霊たち
    初オースター。 何も起こらないのに刺激的。 おもしろい。 もっと読みたい。 まずはニューヨーク三部作。
  • 2025年11月2日
    海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海
    海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海
    北海道。根室。 人と海とのつながりについて学ぶ海洋教育。 海とのつながり方。 海との向き合い方。 海と一緒に生きるということ。 港町に育った私。 圧倒的な存在の「海」の前で、 周りの大人たちが知らず知らずのうちに教えてくれたこと。 海との向き合い方が人との向き合い方になり、 人との向き合い方が社会との向き合い方になり。 海が側になかったら、今の私の価値観は違っていたかもしれない。
    海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海
  • 2025年11月2日
    知性について
    知性が発揮されるのは、難しい理説を述べているときではなく、ややこしい話をやさしく説明しているとき。 「敬意」は、愛情よりも信頼よりもはるかに伝達力の強いメッセージ。 自分がたいせつにされているということ、気遣われているということ、それがわかるのは敬意。 理解できないことは、理解できないこととしてそのまま持っておけばいい、 敬意を持って人と向き合いたいと思わされた。 行き詰まったとき、またこの本に答えを求める気がする。
  • 2025年10月30日
    喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
    本棚に大切にしまっておきたい お守りになった。 京都の火裏蓮花、行ってみたいな。
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