

miki
@mikis
- 2026年5月10日
- 2026年5月8日
わたしたちの不完全な人生へヴェロニク・オヴァルデ,村松潔読み終わった静かな日常の中で、「このままではいけない」と思う瞬間ってほんとある。 それは徐々に訪れるものではなく、 いつも啓示的。 その瞬間を捕まえて、変えたいと願ったときの 覚悟めいた感覚と解放感。 それを捕まえて、行動できるかできないか。 大事な力だなぁ。 - 2026年5月4日
- 2026年5月2日
高雄港の娘田中美帆,陳柔縉読み終わった日本統治下の生活、終戦、そして国民党政府の大規模な殺戮や弾圧。現代台湾の100年を「人」の視点で読ませてくれる。 台湾は親日だなんてそんな単純なことではない。 年表上で時代を知った気になってはいけない。 時代はひとりひとりの時代や生活に刻まれ、その子や孫に刻まれているということ、 「人の姿を書きたい」という著者が見せてくれた。 文学を通じてこれからのアジアを考える 文学を通して他者への想像力を持ち続ける 〈アジア文芸ライブラリー〉 他のも読みたい。 - 2026年4月30日
- 2026年4月26日
- 2026年4月26日
沖縄戦を知る事典吉川由紀,吉浜忍,林博史買った@ 丸善 丸の内本店 - 2026年4月23日
小僧の神様 他十篇志賀直哉読み終わった仕事に忙殺されたり、雑念にまみれたとき、 志賀直哉が読みたくなる。 解説の紅野敏郎の言葉を借りるなら、 志賀直哉は「清澄度」をくれる作家。 文体が好き。 多くを語らず、何とも言えない感情を言い当て、 時にぐさっと刺す。 - 2026年4月15日
幸福はただ私の部屋の中だけに (ちくま文庫)早川茉莉,森茉莉読み終わった森茉莉は天賦の才能の持ち主だと思う。 気持ちのいい文章もさることながら、「楽しむ」心を持っている。 彼女のエッセイを読むと、心が自由になる。 明治生まれのおばあちゃんと思えない。 明日にでもふらっと誘いたくなる身近な友人のよう。 覚えておきたい言葉が多すぎて追いつかない。 - 2026年4月11日
最後の秘境 東京藝大二宮敦人読み終わった「常識」なんてメジャー層が勝手に作り上げているものだと改めて感じる。 東京藝術大学と聞くと、芸術界のスーパーエリート集団という印象だったが、違った。 名誉欲なんて一切なく、心のままにまっすぐ 「好き」を突き詰め、それを楽しむ日常。 この人たちの生きる力はとんでもない。 先日、デザイナーとヘアメイクの友人が話すのを傍で聞いていた。何とも楽しかった。 自分が生きている世界とはまったく違う世界を 覗き見るのは面白い。 自分のものさしが全く役に立たない世界だから。 - 2026年4月5日
- 2026年3月28日
カンバセーションズ・ウィズ・フレンズサリー・ルーニー,山崎まどか読み終わった恋愛でイニシアチブも何もないのかもしれないが、富裕層、若さ、セクシャリティがそれを握ることもある。 が、富裕層でありながら人間的に危うかったり、知性を備えた若さだったりすると、そのパワーバランスは変わってくる。 より複雑になってくる。 真に平等な恋愛関係や人間関係ってないのかもしれないな。 でもそんなものに縛られたくなくて今日も本音をぶつけ合う。本音を言えるからいい。 「難局において、私たちは何度も何度も誰を愛するのか決断しなくてはならない。」 “新世代作家の恋愛小説”といういかにもポップな帯に良い意味で裏切られた。 - 2026年3月23日
ここはとても速い川井戸川射子読み終わった大人になってから思い出す 子供のときの思い出。 若いときのあの時のあの場所。 違和感やわからなさや空気感やもやもや。 文字を読んでるのに、ずっと感覚的な世界にいた。 何も起こらないのに、なんか残る。 こんな感覚的な読書は初めて。 唯一無二の作家さんかも。 - 2026年3月19日
ソヨンドン物語チョ・ナムジュ,古川綾子読み終わった先日、ソウルを訪れた際、 「投資目的での買い漁りで、あの立派なマンション群、半分も人住んでないよ」 と言う現地の友人の言葉を聞きながら、車からボーッとそれを眺めていた。 川沿いに建つ高層マンション群。 苦悩や煩悩が渦巻く生々しい空間。 そう見えた。 チョ・ナムジュさんはそんな韓国の社会問題の内側を見せてくれる作家さんだ。 個人ではどうすることもできない問題に飲まれるのか、踏ん張るのか。 それでもその社会問題の中で、今日を生きる人々を応援してくれる作家さんだ。 - 2026年3月18日
斜陽太宰治読み終わった太田静子の「斜陽日記」がそのまま使われているところがあまりにも多いことに気づく。 かつて華族だった一家の没落。 恋に、麻薬に、世間に…4者4様にもがきながら破滅していく。 そのもがきと救いようのなさに生きる力を感じるなんてさすが太宰治。 はまりそう。 M・C - 2026年3月14日
明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子/斜陽日記太田治子,太田静子読み終わった「斜陽日記」が読みたくて。 『斜陽』のモデルとなった太田静子。 静子は日記の中で太宰を「あの方」と呼ぶ。 太宰治の文学を愛する 太宰治を愛する 彼女にとっては同義だった。 今より統制や偏見が厳しい時代下にもかかわらず、のびやかに心のままに生きていると感じるのはなぜだろう。 あまりにも人間らしくて羨ましい。 - 2026年3月8日
- 2026年2月28日
赤い魚の夫婦グアダルーペ・ネッテル,宇野和美読み終わった現代メキシコを代表する作家さんの短編集。 赤い金魚を飼っている夫婦の 妊娠から出産にかけて穏やかだった生活が次第に崩れていく表題作。 自分の地下に眠る感情が、 相手にぶつけてないのに、 知らぬままに滲み出て 何かわからないまま関係が静かに崩れていく。 痛さや不穏に飲み込まれていく感じ。 この心の様子を文章にできてしまうんだな。 夫婦、親になること、社会格差、妊娠、浮気。 その心の揺れを描く文章を読みながらずっと、 痛いけど、美しい。そんな読書だった。 飾らない端正な文章も好き。 また好きな作家がひとり増えた。 - 2026年2月23日
- 2026年2月21日
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