

miki
@mikis
- 2026年10月2日
- 2026年9月19日
幼年期の終わりアーサー・チャールズ・クラーク,池田真紀子読み終わったこれがSF小説というものか…。圧巻。 宇宙人とのファーストコンタクトものは山ほどあるけど、こんなに夢中になったのは初めて。 人類の平和、進化、そして絶滅。 生物の最終目標って何なんだろう。 三島由紀夫も愛したこの作品。三島由紀夫はどう解釈したのか。 「美しい星」も読んでみよう。 - 2026年9月12日
舎弟たちの世界史イ・ギホ,小西直子,李起昊,イ・ギホ(李起昊)読み終わった朴正煕政権が終わり、全斗煥政権下を描く歴史小説。 不条理、あきらめ、虚しさを抱えながらの 権力への忖度。 国も人もみんなだれかの舎弟。 韓国に限らず…民主化への道のりは険しいのだと。 そんな悲劇を喜劇で読ませてしまう作家の力。 ちゃんと痛いのに、希望を感じる小説だった。 - 2026年9月7日
午後三時にビールを中央公論新社読み終わった酒のチャンポンが苦手な太宰治。 飲み屋で三角関係になる中原中也と坂口安吾。 酒を飲むたびに喧嘩し、喧嘩をするために飲むのだという中上健次。 飲み友がすごいメンツ。 文士の素顔が垣間見られる こういうの大好き。 - 2026年8月31日
にごりえ 現代語訳・樋口一葉伊藤比呂美,多和田葉子,島田雅彦,角田光代読み終わった一葉を読んでみたいと思いながら、読みにくいという先入観が邪魔をしていたところにこの本を知った。 この訳者の面子に飛びついてしまった。 原文で読まなければ、という考えをとっぱらってくれた。現代語に翻訳されてこそ味わえる作家の魅力があることも知った。 訳者後書きがそう思わせてくれた。 世界が広がった。 - 2026年8月23日
美しい夏パヴェーゼ,河島英昭読み終わった少女が女になろうとするある夏の出来事。 少し大人の世界に憧れ、その世界の人たちに自分も近づきたいと思う。 誰しも通るこの道を巧く描くなぁ。 「セヴァリーノのポケットにタバコを見つけて、それをすってみた。うまくすえるのに気づくと、深くため息をついた。そして明日からはタバコをすおうと心に決めた。」 あぁ青春の傷跡。 - 2026年8月18日
わたしの知らない子どもたち西川美和読み終わった子どもが生きた戦争。 何を言ったのかわからない玉音放送、それを境に真逆の事を言い始める大人たち。 そして道徳や倫理なんて言ってられない世界で とにかく「生きる」。 戦争に翻弄されたのは大人以上だっただろう。 戦後80年。 「生きづらい」なんて言葉、 簡単に使うもんじゃない。 - 2026年8月9日
- 2026年8月9日
- 2026年8月9日
- 2026年8月8日
女たちのテロルブレイディみかこ読み終わった伊藤野枝関連の本を読むとよく目にする金子文子という名前。 ずっと気になっていたので手に取った。 金子文子 エミリー・デイヴィソン マーガレット・スキニダー 100年前の同時代に生きた3人の闘う女性。 「朗らかな社会」を求めた闘い。 女性参政権も家父長制への疑問もこういう人たちが一歩ずつ歩を進めてくれた先にあるのだと痛切に感じる。 日本でよく耳にする「生きづらい」という言葉は、「生きていない」の言い換えなのかもしれない、 というブレイディみかこさんのあとがきが沁みる。 - 2026年8月4日
レクイエムアントニオ・タブッキ,Antonio Tabucchi,鈴木昭裕読み終わったもしかするとあの世、この世なんて無いのかもしれない。 私たちはずっとその「はざま」にいて、 失った大切な人と対話しながら生きているのかもしれない。 決断が必要なとき、亡くなったおじいちゃんに話しかける私のように。 今年のお墓参りは少し違った気持ちになりそう。 とても寂しいのに幸せな心地がする本。 - 2026年7月24日
三四郎夏目漱石読み終わった東京行きの新幹線で三四郎になったつもりを味わう。 思わせぶり、は漱石に言わせると「無意識の偽善者(アンコシアス ヒポクリット)」というのか笑 美禰子さん、お願いやから三四郎くんの心を弄ばないでおくれよ。 あぁ青春。 - 2026年7月10日
非色有吉佐和子読み終わった人種差別。階級闘争。 差別の構造。 1960年代に書かれた本だが、いまの私たちが実感を持って読むべき本だと思う。 こんなに重いテーマをさくさく読ませてしまう有吉佐和子の筆致に脱帽。 読み終わってタイトルを見直したとき、教えを受けたようでドキッとした。 - 2026年7月4日
- 2026年7月3日
エトセトラVOL.1田房永子読み終わったフェミニズムの考え方をきちんと知りたいと思った。 「一から知りたい」 「もっと知りたい」を深めてくれる。 テーマについて、一方からではなく多角的に見せてくれるのが良い。 知って、「わたしはどう考えるか」の時間をちゃんと与えてくれる。 長い時間読み継がれていく小説やエッセイももちろん大好きだけど、 時代をアーカイブする力のある雑誌の役割も大きい。 この雑誌、順に読んでみたい。 - 2026年6月29日
- 2026年6月24日
村に火をつけ,白痴になれ栗原康読み終わった面白かった! この人、とにかくぶち壊す。 約束はぶち壊す。 結婚は奴隷制度だとぶち壊す。 社会の尺度をぶち壊す。 ぶち壊すことによって変わって行く。 そのぶち壊した先に「生」がある。 生の拡張。 習俗打破。 伊藤野枝のかわいいところは、 あ、あかんあかん、今旦那にお茶入れようとしてた、習俗に飲み込まれそうになってたぞと自分を戒めたりするところ。 そんなのも込みで、他人の支配なんて受けない。 ひとがひとを支配したりせずに、たすけ合っていくこと。 そのアナキズムの精神で恋愛に、友情に、運動に生きた伊藤野枝の評伝。 「ひとつになっても、ひとつになれないよ」 だからこそ、そのかけがえのない異質な相手に対して、手探りでやさしくしたいと思う。 ductility=延性 ブレイディみかこさんの解説も良い。 - 2026年6月20日
アルテリ 21号アルテリ編集室(橙書店)読み終わった好きな雑誌。 熊本地震から10年かぁ。 いつもながらどれも余韻を残すとても良い詩、エッセイ、絵。 普段あまり文芸誌を読まないけど、 これは出たら手に取ってしまう。 続けてくれるだけで感謝です。 - 2026年6月13日
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