悲しみとともにどう生きるか

6件の記録
- has@11lotuslotus112025年9月7日読み終わったKindleほぼ講演録なので、語り手が誰なのかによって、すごく興味を持って読み進められる時とそんなにでもない時があるけど、いい本だったと思う。 「まえがき」で入江杏さんが触れている、若松英輔さんの言葉が一番心に残った。この言葉に出会えたというだけでも、この本を読んだ価値があると思えた。 “事件後、一時、本が読めなくなった体験を話すと、若松さんは「自分の中で物語が書かれている時に人は、読めない。読むと書くと同時にはできない。物語がその人の中で生まれている時は、本は読めないんですね」とおっしゃった。”