青が破れる

青が破れる
青が破れる
町屋良平
河出書房新社
2016年11月14日
3件の記録
  • なす
    なす
    @miya325
    2026年2月16日
    全描写素敵。 掴みきれない雰囲気で満たされた感じ。 最高。
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年10月28日
    町屋良平をぜんぶ読み直してる 「寝室いく?」  ときかれ、「いく」と応えると半ば軽薦するような目でみる。肘の先まで腕が濡れていて、まるで少女の腕みたいだとおもう。洗いすぎて、ところどころに赤い色が点っている。  いっしょにピザをたべた日からきょうの日まで、夏澄さんのセックスは単調で、愛情のそぶりすら演じない。おれも、もはや性欲で恋情を二乗していくような振る舞いはできない。ただ、夏澄さんのつめたい腕がじょじょにあつくなっていくことを、感じたときぐらいしか、情熱、ほとばしらない。  だけどおれはこのひとがすきなんだ。  クーラーを嫌悪している夏澄さんのルールにしたがって、部屋はだんだんサウナのように蒸してくる。被さっているときにボタボタ汗を垂らしていると、「シュウキチくん、借じられないくらい汗っかきなのね」とふだんそのものの声で、夏澄さんはいう。 「シーツ、また洗わなきゃ」  おれは、弱く、「ゴメン」ともらす。 「いいの、きたないののほうが、よっぽどいやだもの」 (24)
  • 灯
    @atoki123
    2025年9月6日
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