すばる 2025年10月号

12件の記録
Ryu@dododokado2025年10月28日読み終わった石田夏穂「わたしを庇わないで」が爆烈におもしろかった 「と思ったらテーブルの隅に不服そうな人がいるぞ! ワタシはあえて仲間に迎合しません風の小太りな人がいる。規模感として①普通の人、②その人、③私、とすると、①ショート、②グランデ、③ベンティ、あるいは、①神奈川県、②新潟県、③北海道、あるいは、①テレビ、②映画館、③プロジェクションマッピング、であるが、彼女の冷ややかな視線を浴びた私は、野太い息を呑んだ。なるほど、ミス・グランデは私の体型自虐に日本最速で眉をひそめたらしい。自分の体型にせよ他人の体型にせよ、容姿をネタにするなんて神経を疑う。自虐なら何でも許されると思うなよ。自虐なら無害だと思うなよ。左様、現代において直接的な体型イジリはそうそうお目にかかれないため、デブの受けるダメージの多くはこうした同族の自虐だったりする。私はミス・グランデのイヤ~~~な気持ちを我がことのように理解できると同時に、自分の捨て身の体型自虐にちゃんと負傷者が出たことに、何だろう、謎の「やりがい」を感じた。」(115)
nagiuni@hannarina2025年10月16日読み終わったすばるは6月号以降読めてないんだけど SNSで九段理江さんが「史上最高のデブ小説」と紹介していた「わたしを庇わないで」石田夏穂 を読みたくて借りてみた 「劇場という名の星座」小川洋子が最終回 「第四の主体のためのノート」 宇野常寛
- 村崎@mrskntk2025年10月5日読み終わった石田夏穂「わたしを庇わないで」 いつもながら切れ味が鋭すぎて笑いながら泣けてくる。 「デブ」に「デブ」と言ってはいけない、ビジュいじりはコンプラ違反、でもその庇うって行為が最上級の「間接」デブ。 「偽善者たちは「具体化」に弱い。」明言を避けていい人ふうになろうとする私にもろに突き刺さりました。 「ありのままの私」を認め罪を抱え生きる存在に、だれがなにを言う権利があるんだろう



DN/HP@DN_HP2025年9月25日@ 図書館滝口悠生(小説家)×立川吉笑(落語家)の対談「語りの自由はどこにある」を読んだ。それぞれの「語り」、小説、落語論はめちゃくちゃ面白かった。対談の中でも話題に上がっている滝口さんの『死んでいない者』を読んだときのこと、思ったり考えたり話したりしたことも思い出した。滝口さんの小説もまた読みたいし吉笑さんの落語も聴いてみたい。

橋本亮二@hashi_shi2025年9月17日読んでる中西智佐乃さん「デーリィサワーメロン味」よかった。中西智佐乃さんの小説は長くても短くてもすべて読むべきだ。読んでいる。特集は〈「笑い」はむずかしい〉。滝口悠生さんと立川吉笑さん、鈴木亘さんと鈴木ジェロニモさん対談は保存すべきもの。特集での小説は高瀬隼子さん「虫のいどころ」と石田夏穂さん「わたしを庇わないで」。高瀬さんすごい。すごくよかったけど、中年男性である自分には刺さるものが多かった。昼か夜に石田さんのを読む。













