アーモンドの木
14件の記録
音江 鈴 OTOE Rin@OTOE_Rin2026年4月3日読んでる@ 自宅表題作で1話目の「アーモンドの木」、ちょうどついこないだビクトル・エリセの『エル・スール』を観たところで、あの、おんなじはなし?(同じ話ではないけど) 待って『エル・スール』の記憶が完全に上書きされた
ricochet@ricochet2025年9月10日読み終わった幻想怪奇と児童文学、どちらの風味もありつつ、かつ文学の香りが濃く匂い立つような短編集。あとがきにある通り、デ・ラ・メアの文章は俯瞰をとらずそれぞれの人物からの視点に寄り添うが、そこには慈しみだけではなく、ひやっとするほど透徹した眼差しを感じる。時々、この人はもう何百年も生きてきたのではないかという気がしてしまう。デ・ラ・メアの作品は全体に神秘の靄がかかっているような読み心地だが、その源は情景描写の美しさや事実のあやふやさだけではなく、この眼差しにもあるのかもしれないと今回思った。人生の寂しさ、哀しさ、陰の部分をそのままに見つめて愛おしむありようは心惹かれるものがある。





















