新版 歌集 てのひらを燃やす

新版 歌集 てのひらを燃やす
新版 歌集 てのひらを燃やす
大森静佳
角川文化振興財団
2018年6月30日
9件の記録
  • 昆布川
    昆布川
    @knbwkmmz
    2025年11月16日
  • 山葵
    @ioaknmy
    2025年11月3日
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年11月3日
    かなしみはいつも怒りを追い越して水田の面に輪を落とす雨 褪せる、には対語はあらず標識の〈百万遍〉の字の青が見ゆ 日は縦に縦に継ぐもの冬雲は輪郭線に光溜めつつ 浴槽を磨いて今日がおとといやきのうのなかへ沈みゆくころ 戒名に光の字ありまばたきはひかりをうすく挟むということ 雨脚が細くなりゆくつたなさにふたりはひとりよりもしずかだ かなしみと名づければひたのぼりくる枯れ蔓ほどの感情がある ひかりをあたえるように檸檬へ包丁の刃を差し込みぬ君を帰して 夕立は誰かの死後をざんざんと打ちいき鳥の頬をこすりて 人体にボタンがないということも嬉しく雨に身を差しこみぬ ひらくもののきれいなまひる 門、手紙、脚などへまた白い手が来る 先に眠ったあなたからはみ出してきた夜をさかなの薄さでねむる からめれば切符のような冷たさの舌だったんだ だったんだ 冬 平泳ぎするとき胸にひらく火の、それはあなたに届かせぬ火の 歳月の裂け目のような秋めぐり立ったままいのちほどく植物 風の昼運ばれてゆきてのひらを離れてからがほんとうの柩
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年9月27日
  • 雪
    @12yuki85
    2025年8月14日
  • 巽
    @Tatumi
    2025年4月1日
    風のない史跡を歩む寡黙なら寡黙なままでいいはずなのに 沈黙がリラを咲かせてもう何もこぼれないよう手の下に手を 教室に声とつとつと 訳されて異国の点灯夫は夜の街路へ こんなにも架空のさびしさ散りばめて街とはつねに鳥の背景 立ち尽くす一世の他はなき樹々よその一本に似ているきみは 言葉より声が聴きたい初夏のひかりにさす傘、雨にさす傘 空間を選んで疲れやすき眼よやがてしずかな鬼百合の夏 触れることは届くことではないのだがてのひらに蛾を移して遊ぶ
  • おくまほ
    おくまほ
    @09rahomaho
    2025年3月10日
  • ハル
    ハル
    @aoiblau
    2025年3月8日
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