
巽
@Tatumi
BLと短歌とファンタジー
- 2025年5月26日
- 2025年5月26日
- 2025年5月26日
- 2025年5月24日あやとり千種創一読み終わった百年の夢を見ようよ 銃口を向けるみたいにワインを注ぐ 爆弾の落ちて来うせん空の下、銀貨みてゃぁに米を計った 伝えねば、否、伝わるような苦痛であってたまるかの、花、渡さねば 死体へ放尿させられた、泣きながら、すまない、ハサン、ごめん、アフマド 私なら奴らを屠る。君たちはなぜヒロシマを許せましたか もう何も奪わないでくれ 震わせて真冬に洗うひまわり、造花の 僕らより長生きをする亀を飼おう僕らのいない庭を歩くよ 人生が何度あっても間違えてあなたに出会う土手や港で 鎌倉の梅雨の約束、花束に花を加えるみたいに話す
- 2025年5月23日悪意の心理学岡本真一郎読み終わった
- 2025年5月23日
- 2025年5月22日
- 2025年5月22日カラオケ行こ!和山やま読み終わった最高 終始低温の会話劇なのに笑いのセンスが爆発してて読後頭抱えるくらい熱くてすごい シルバニアファミリーみたいやなあ!とキティちゃん恐怖症の人がツボでしばらく笑ってた 「僕の名前好きなんですか?」「名前……」が味わい深くて何回も読んでしまった
- 2025年5月21日Lilith川野芽生再読はつなつの森をゆくときたれもみな緑の彩色玻璃𥦬の片 宝石の名を持てるひと湖へ来て宝石箱に海をたぐへき 眠りとは夜ごと織りなす繭にして解るるをよもすがら繕ふ 書架の間を通路と呼べりこの夏はいづこへ至るためのくるしさ よごれない花の残つてゐる枝を降り取るやうにしるす近況 聞きわけてためは降りくるあきらめて木々は濡れゐるその下をゆく うつくしいパルフェをくづし混沌の海よりひとが取りだすミント 釣りびとよ テトラポッドは海神の遺骨なるゆゑ汝は立つらむ たれかいまオルゴールの蓋閉ぢなむとしてゐる われに来たるねむたさ 万華鏡銃のごときを構へ世は打ち砕かれしときのみ美し、と harassとは猟犬をけしかける声 その鹿がつかれはてて死ぬまで
- 2025年5月17日アボカドの種俵万智読み終わった
- 2025年5月16日再読真水から引き上げる手がしっかりと私を掴みまた離すのだ きんいろのきりん あなたの平原で私がふれた唯一のもの 「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす まばゆいね、まばゆいねって宇宙服きたままはじきあう青林檎 半袖のシャツ 夏 オペラグラスからみえるすべてのものに拍手を 「スライスチーズ、スライスチーズになる前の話をぼくにきかせておくれ」 葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした やむをえず私は春の質問としてみずうみへ素足をひたす 氷面に<さとなか歯科>と刻まれて彗星軌道を漂うやかん あるいは鳥になりたいのかもしれなくて夜をはためくテーブルクロス ゆきげしき みたい にんげんよにんくらいころしてしまいそうな ゆきげしき 骨盤のゆがみをなおすおかゆです、鮭フレークが降る交差点 簡潔に生きる くらげ発電のくらげも最終的にはたべて あまがえる進化史上でお前らと別れた朝の雨が降ってる ほんのすこし命をおわけいたします 月夜の底の紙風船へ さあここであなたは海になりなさい 鞄は持っていてあげるから 白金のピアノにふれているゆびが、どうしようどこまでも未来だ ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください 流星が尾をふる音がきこえます ゆりかもめ、そちらはどうですか ゆつくりと私は道を踏みはづす金木犀のかをりの中で あとほんのすこしの辛抱だったのに氷になるだなんて ばか者 音速はたいへんでしょう 音速でわざわざありがとう、断末魔 風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが 花束をかかえるように猫を抱くいくさではないものの喩えに 泣いてゐるものは青かり この星もきつとおほきな涙であらう もうそろそろ私が屋根であることに気づいて傘をたたんでほしい 一生に一度ひらくという窓のむこう あなたは靴をそろえる 好きだ なす術もなく
- 2025年5月12日平和園に帰ろうよ加藤治郎,小坂井大輔聞かれたらこう答えたい「職業は小坂井大輔です」と激しく 空き缶を踏みつぶす音 この親にこの子と決めた神のゆびさき 金がそんなに偉いかちきしょうそんなにも偉いか 金が 金を ください (なにが早く就職しろ、だ)ニラ玉と(この阿呆)酢豚とライスください サファリパークみたいに祖母が窓に手をかけて話をやめてくれない どこにもいけないどこにもいけないどこにもいけない 全身が恥部 不思議なほど冷静だ待ち合わせ時間とっくに過ぎているが歩こう 別れ話とわかっていたら頼んではいなかったレモンスカッシュが来る 検問を突破してゆくボロボロのbBあきらめたい夢がある 目に映るすべての景色が詩なんだよわかるか、なぁ、火ィ貸してくれるか わたしが信長だったら国会議事堂をとっくに焼き払っていますよ フリスビー投げても犬が走らない神様見捨てないで下さい 送られてきたのが手紙ではなくて毛ガニだったらなってことです。 ブルータスおみゃあもか、って婆ちゃんに朗読させたらなるんだろうな 最高
- 2025年5月4日
- 2025年5月4日
- 2025年5月4日
- 2025年4月21日届かない恋と知っていても岬ねおん読み終わった
- 2025年4月21日人でない狼(1)元ハルヒラ読み終わった
- 2025年4月21日ララの結婚(第四巻)ためこう読み終わった
- 2025年4月21日
- 2025年4月21日ギヴン(2)キヅナツキ読み終わった真冬の死んだ元恋人との物語を先に読んでたら、立夏との恋の始まりはたぶんつらくてつらくて読めなかった 真冬は強い 人との出会いって本を途中から読み始めるような感じで不思議だ この順番でないと私は真冬の人生の歩みを見れなかったな 構成が本当に上手い
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